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連続ドラマW‐30「アオハライド Season1」
元気さというのもそうなんですが、少女漫画で読んだときにドキドキしたシーンを、いざ生身の人間がやると、なんだか違和感があったんですよ。漫画の“ドキドキする空気”をどう伝えたらいいんだろうというのが悩んだところでもあり、苦労したところでもありました。監督とは、本読みの段階から話し合いを続けて、監督が思う双葉と私の思う双葉をすり合わせて撮影していました。
漫画を読んでいたときは、洸の無口なところがかっこいいと思っていたんですが、実際にこうして映像化されてもそこはかっこいいなと思います。私の好きなタイプです。クールなたたずまいにドキドキします(笑)。
最初はすごく無口な方だと感じていたんですが、何カ月も一緒に撮影していくうちに、少年のようでおちゃめな性格をしているなと思いました。現場での櫻井さんは特にパーマをかけたら、見た目も洸そのもので。クールな目つきなどは、漫画のそのままだなと思いました。
私自身、同世代がこれほど集まって、ワチャワチャできる現場は初めての体験でした。最初は人見知りをしてしまったのですが、すぐにみんなと仲良くなれて、本当に青春していしているような気持ちでした。実際の学校をお借りして撮影をしていたのですが、お昼ご飯に、給食が出たんですよ。みんなで机をつけて食べたのが思い出に残っています。それから、プールでの撮影。実は、クリスマス当日に撮影したので、とにかく寒くて(笑)。みんなで即席の足湯で暖まったり…すごく楽しい思い出がたくさんあります。
洸と2人になった後の屋上のシーンです。本当に日が昇る時間に撮影したので、朝日がすごくきれいでした。感動するほどきれいで…青春だなと思いました。リーダーズ研修でお泊まりをしたというシーンだったので、修学旅行を思い出して懐かしかったです。
朝日を見たわけではないんですが、帰るのが嫌で、みんなで朝まで「話そうよ」って言って最初に寝てしまったり(笑)。学生時代は行事が大好きでした。
今回の撮影で、匂いが気になるのはちょっと分かるなとは思いました。匂いで思い出すことってありますよね? 櫻井さんが撮影期間中、ずっと同じ香水をつけていたので、その匂いがすると撮影を思い出すんですよ。今日、取材でお会いしたら、すごく懐かしい気持ちになりました。
中学校のときに好きな人がいて、目が合っただけでキュンとなっていました(笑)。ただ好きだと思っているだけで良かったので、目が合うだけでもドキドキで…青春ですね。
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