成海璃子さん 映画『LOVE まさお君が行く!』の吉野水希役でテレビのADを演じる

2012年6月21日 / 17:23

映画、ドラマ、CMと多彩に活躍している成海璃子(なるみ・りこ)さんが、テレビADの吉野水希役で出演した映画『LOVE まさお君が行く!』が6月23日(土)から全国公開される。8月に二十歳を迎える自身のこと、映画に対する思い、共演者の香取慎吾、光石研のことなどを聞いた。

私が演じた水希もそうだけど、私自身も日々変化している

恋愛ものやキラキラするものもやりたい

Q テレビのAD役を演じてみて。

A 特にモデルがいるような役ではなかったですし、バラエティー番組のことはあまり知らないので、そのあたりは想像しながら演じました。ただ、ADならちゃんと人に聞こえるように声を出さなければならないので、はきはきと元気良くやろうと心掛けました。

Q 撮影しながら感じたことは。

A 今までやったことがないことを求められましたし、テンションの高いリアクションには戸惑いましたが、(ディレクター役の)光石(研)さんを見ているとどんなことにも対応していらっしゃったので、「私もいろいろとできるようにならないとダメだな」と思いました。撮影中は、光石さんと常に呼吸を合わせるようにしました。空き時間もずっと一緒にお話させていただいて楽しかったです。すごくいい経験になりましたが、「自分はまだまだだな」ということを実感させられた撮影でもありました。

Q 主演の香取慎吾さんについて。

A 光石さんとずっと一緒だったので、香取さんと犬のまさお君のことはちょっと引いて見ているような感じでした。香取さんは、とにかく忙しい方で、本当にタフだなと思いました。自分が小さいころからテレビで見ていた方なので、同じ場所にいるのがとても不思議な感じで、最後まで緊張してしまいました。現場ではまさにプロという感覚。本番で発揮する力はすごいです。別なところにいる人、今までお会いしたことがないタイプの人、やっぱり普通の方ではないなあと思いましたね。

Q 犬のまさお君について。

A 朝、現場にまさお君が来ると、スタッフも触りに来たりして雰囲気がとても和みました。それがすごくいいなと思いましたね。でも、香取さんはずっとまさお君に引張り回されていたので本当に大変だったと思います。犬は本番になったらちゃんとやるというわけではないので、いつ何が起こるか分からないから、常に本番というか、ドキュメンタリーを撮っているような感じでしたね。

Q 変化していく役柄と自分自身について。

A 私が演じた水希もそうですけど、私自身も日々変化しているなと思います。高校生の時は考え方がすごく固くて「私はこう思っている」と必死になって伝えなければいけないと思っていましたし、人に対しても「そんなのあり得ない」と否定ばかりしていました。最近はあまり否定はしなくなり「まあそういうこともあるよね」と思えるようになりました。前よりも人のことが好きになれた気がします。

それから、どんなことでも楽しめるようになってきました。今までだったら、自分の得意じゃないことは避けていました。例えば“キラキラ青春”みたいな役がきたら「私がやるの?」と思ってしまっていたけど、今だったら逆に「やってみたら面白そう」と考えるようになりました。いろいろなことに興味が湧いてきて、「映画の中でダンスをしたら楽しいだろうな」とか、「恋愛ものやキラキラするものもやりたい」と思えるようになりました。

Q 大切にしていることは。

A 誠実に作品を作るということです。作品を見れば、手を抜いて作ったかどうかがすぐに分かってしまいます。もともとそういうことはできないし、やりたくないですけど…。撮影現場にいると、各部署のみんなが一生懸命なので「負けるわけにはいかない」というような気持ちになります。だから「現場はすごく怖くて面白い所だなあ」と思いますね。ですので、役作りも個人の作業ではなく周りに影響されながらやっています。

Q 映画のお薦めポイントを。

A まさお君を通して、登場人物のみんなが変化していく映画です。主人公の松本さんとまさお君はけんかをしながらも距離が近づいていきますし、私の役も成長し変化していきます。その辺りがすごく丁寧に描かれています。ファミリー向けなので、家族みんなで見てハハハと笑える映画ですし、香取さんのファンの方もまさお君の番組のファンだった方も、どんな世代の方でも楽しめる作品だと思います。

 
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