エンターテインメント・ウェブマガジン
©2023 東映ビデオ・バンダイ・東映 AG ・東映
©東映
西 もちろん、ファンの支持がなければ、実現できなかったことです。
富田 でも、すごく不安だったよね、去年の東京国際映画祭の20周年トークイベントで製作発表したとき。久々に集まったのはいいけど、「ファンの方たちがどれだけ来てくれるのか?」、「話題になるのか?」って。でもそこで初めて、お客さんの熱を知って。
西 ありがたかったよね。立ち見もたくさんいたし…。正直、泣きそうになったけど、阿部くんが泣いてたから(笑)。
阿部 応募の倍率が3倍もあったそうですから。すごく勇気をもらいました。
田中 「当時見てた人!」と聞いたら、一斉に手を挙げてくれて。スーパー戦隊ってすごいなと、改めて作品のパワーを感じました。当時はそのすごさとか、出演できるありがたさがわかってなかったですから。
阿部 スーパー戦隊は、“若手俳優の登竜門”といわれてますけど、僕が子どもの頃に好きだったヒーローの方が、何年経ってもヒーローをやってくれていると、やっぱりうれしいんです。同じようにファンの方が、僕らに向けて「僕らにとってのヒーローです」と20年経っても言ってくれると、感動しますよね。
西 いろんなことがあった激動の20年ですからね。
富田 お父さん、お母さん世代には、当時、必死に働き、子どもたちをアバレンジャーショーに連れて行った方も多いと思うんです。お子さんが成人した今、改めてこの作品を見ると、きっと当時のことを思い出すはずなので、そういう方たちにも、ぜひ見てほしいですね。
阿部 そういう意味では、ちょっとタイムカプセル感あるよね。これを見ることで、20年前の自分に戻る感覚になって。
田中 その上で、当時より僕らも作品も、だいぶパワーアップしていますから。僕は今回、当時できなかったことをぶつけたつもりですし、アバレンジャーが完全に上位互換になった気がしています。スーパー戦隊のすばらしさも改めて感じたので、今後もチャンスがあれば、ぜひまた挑戦したいです。
阿部 若い人ばかりがヒーローを演じるのは、ヒーローを小さい枠に閉じ込める気がして、ちょっともったいないよね。現実でも、自分の父親や祖父がヒーローだと感じることもあるので、還暦で変身する人が出てきてもいいんじゃないかな。
一同 そうだね。
(C)エンタメOVO
ドラマ2025年6月6日
-そのきっかけになった出来事はあったのでしょうか。 大きなきっかけになったのは、「ナースのお仕事」(1996~2014年にかけてシリーズ化)です。あの作品では、主人公の新米ナース、朝倉いずみ(観月ありさ)と私が演じた先輩・尾崎翔子の関係を … 続きを読む
映画2025年6月6日
『ぶぶ漬けどうどす』(6月6日公開) 京都の老舗扇子店の長男と結婚し、東京から引っ越してきたフリーライターの澁澤まどか(深川麻衣)。450年の歴史を誇る老舗の暮らしぶりをコミックエッセーにしようと、義実家や街の女将さんたちの取材を始めるが … 続きを読む
映画2025年6月5日
-コメディーは好きですか。 コメディー作品は好きなんですけど、演じるのはコメディーが一番難しいです。自分が面白いと思っても、それを狙ってやるとよくなかったりもします。あくまでも本人たちが一生懸命やっていることが逆におかしいし、滑稽に見える … 続きを読む
映画2025年6月4日
-『ミッション:インポッシブル』のトム・クルーズがテルマの後押しをするところが面白かったです。 『ミッション:インポッシブル』は僕も大好きです。父と新作が待ちきれないと話し合ったばかりです。ジョシュが「自分のおばあちゃんが寝返りを打つのを … 続きを読む
映画2025年6月4日
-撮影現場の雰囲気はいかがでしたか。 ずっと和やかでした。監督が、カットがかかるたびにパーっと走って近くまで来てくださって、目線を合わせて、「さっきのはすごく良かった」と。毎回同じ目線に立って演出をつけてくださるんです。「僕はホラーをたく … 続きを読む