エンターテインメント・ウェブマガジン
お芝居は2年ぶりなんですよ。2022年はプライベートをとても有意義に過ごすことができ、家族愛や友情を改めて感じて、向き合うことができた1年だったと思います。自分の核となるものに向き合えたことで、表現が広がっていると思いますし、今思えば、2022年はこの作品に向けての準備の1年だったのかなと思います。
この4、5年は自分と向き合う時間も多かったのですが、そうしたインプットを経て、今回、いいタイミングでスタートが切れたと思うので、ここからはまた進んでいきたいと思います。主役という大きな役を頂いて、プレッシャーももちろんありますが、自分が感じてきたものをこの役に生かせればと思いますし、この作品が次のステージの大きなステップになると信じています。
そうなんですよ。私にとって、いろいろな意味で節目の年になると思います。30歳ということについては、もう30かという思いもあれば、やっときたかという思いもあって…。ただ、いつでも等身大の自分でいたいとは思っています。30歳はこういうものだと決めつけず、ありのままの自分自身で、日々を大事に過ごせたらと思います。
歴史的な背景もあり、難しいと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、どなたでも楽しめる作品です。今回、「夜来香」という実際に李香蘭さんが歌っていた楽曲も歌わせていただきます。音楽という面でも楽しめると思いますし、李香蘭さんの思いや、傷つきながらも前に向かって歩いていく姿から、少しでも希望や力を感じ取っていただけたらと思っています。私自身もこれが新たな一歩になります。初めての舞台で実力的にはまだまだなところもあると思いますが、心で感じ取っていただけたらうれしいです。
(取材・文・写真/嶋田真己)
日中合作 音楽劇「李香蘭-花と華-」は、2023年1月13日~22日に、都内・紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYAで上演。
公式サイト https://worldcode.co.jp/rikoran2023/
映画2025年11月14日
-撮影で特に印象に残った場面を教えて下さい。 近所の少年たちにいじめられた幸太が大雨の中、おじさんの家の前で黙って座り込んでいるシーンが、すごく印象に残っています。カメラに綺麗に映るように、大量の雨を降らせていたので、その水圧がものすごく … 続きを読む
2025年11月14日
YouTubeもNetflixもない時代、人々を夢中にさせた“物語り”の芸があった——。“たまたま”講談界に入った四代目・玉田玉秀斎(たまだ・ぎょくしゅうさい)が、知られざる一門の歴史物語をたどります。 ▼玉田永教と神道講釈 銭湯の湯け … 続きを読む
映画2025年11月13日
-その結果、完成したこの映画では、強盗団が使う刀やナイフのほか、列車備え付けのシャッターや消火器、乗客の荷物など、一見武器になりそうにない身近なものを使った多彩なアクションが見所です。そういうアイデアはどこから生まれたのでしょうか。 私は … 続きを読む
映画2025年11月11日
-ジュゼッペ役の佐野晶哉さんの印象はいかがでしたか。 ご一緒するのは今回が初めてでした。先に佐野さんの声が吹き込まれている状態でアフレコをさせていただきましたが、1日だけ一緒にお芝居ができた日がありました。その時に、第一声から本当に迷いな … 続きを読む
ドラマ2025年11月10日
草なぎ剛主演の月10ドラマ「終幕のロンド -もう二度と、会えないあなたに-」(カンテレ・フジテレビ系/毎週月曜午後10時)。第3話で強烈なインパクトを残したゆずは(八木莉可子)の母(雛形あきこ)が、再びHeaven’s messenger … 続きを読む