榮倉奈々が憧れる理想の夫婦「10年後にあの時はこうだったと答え合わせできる関係がすてき」「モダンラブ・東京」【インタビュー】

2022年10月8日 / 08:00

 榮倉奈々が出演するAmazon Originalドラマ『モダンラブ・東京~さまざまな愛の形~』が10月21日からPrime Videoで世界同時独占配信される。本作は、2019年にアメリカで制作され話題を呼んだオムニバスドラマ「モダンラブ」の舞台を東京に移して描く。映画界の第一線で活躍する監督たちと俳優陣が集結し、オムニバス形式の七つの物語で構成される。榮倉が出演するのは、そのエピソード2となる「私が既婚者と寝て学んだこと」が、マッチングアプリでの出会った見知らぬ男性たちとその場限りの関係を結んでいくうちに、自分でも気付かなかった本心に向き合っていく姿を描く。

榮倉奈々(ヘアースタイリスト:KENICHI for SENSE OF HUMOUR/メーク:松井里加(A.K.A.)/スタイリスト:MIYUKI UESUGI for SENSE OF HUMOUR) (C)エンタメOVO

-多様な価値観や愛を描いた本作に出演を決めたときの思いを聞かせてください。

 もともとアメリカで制作された「モダンラブ」のファンでした。なので、その作品の日本版だということと、(エピソード2を)廣木隆一監督が撮影されるということでぜひ出演したいと思いました。この作品をご覧になって、皆さんがどんな感想を持つのか、とても気になっています。感想を聞ける機会があればいいなと思いながら過ごしています。

-廣木監督とは、映画『娚の一生』など、多数の作品で一緒に仕事をしていますね。

 監督とは、19歳の頃に初めてお仕事させていただいて、それからはオリンピックのように数年に一回、定期的にご一緒させていただいています。声を掛けていただけることはとてもうれしいのですが、初めてご一緒したときは、怖くて仕方ありませんでした(笑)。監督は、(撮影現場で)役者に「今のせりふ、どんな気持ちで言ったの? 何でそこに立っているの?」と問いかけるときがあって…。それを怖いと思っていたのですが、だんだんと、それは言葉がストレートで、ストイックなんだと気付いてからは、とても愛情深い方だと感じるようになりました。今回もどんな気持ちなのかは聞かれましたが、今はもうはっきりと伝えられるようになりました(笑)。

-加奈を演じる上で意識したことは?

 加奈さんはとても理論的で、思考の道筋を作るのが得意な人という印象を受けたので、そういう人物に映ったらと思って演じました。私自身も理論で頭の中を整理するのが好きなのですが、逆にそれに苦しめられることもあって、「こうした方がいい。こうなるべきだ」という思いにとらわれてしまうことがあります。なので、そういう癖があることを理解して、本当の気持ちがどこにあるのかを自分に問いただす訓練や鍛錬が必要だと思っています。加奈さんも、この物語の中で自分の気持ちはどこにあるのかという“旅”に出ていると感じました。(加奈は)とても好奇心旺盛ですし、ポジティブで、前向きな気持ちを感じられたので、活力ある女性と感じました。

-加奈を演じたことで、榮倉さんの価値観に変化はありましたか。

 この作品は、ニューヨークタイムズの人気コラム「モダンラブ」に投稿された一般読者の実体験を基に作られているのですが、(エピソード2の基になった)その投稿を読むと、時間の流れを一緒に経験することが、人と人とのつながりになるんだと勉強になりました。

 
  • 1
  • 2

特集・インタビューFEATURE & INTERVIEW

パク・ジョンミン「一人二役は想像以上に大変でした」韓国のヒットメーカーが「ガス人間」に続いて送り出すサスペンス・ミステリーで熱演『顔 -かお-』【インタビュー】

映画2026年8月28日

 日本でも話題を集めた『新感染 ファイナル・エクスプレス』(16)やエグゼクティブプロデューサー&脚本を務めたNetflix「ガス人間」も大ヒットした韓国のヒットメーカー、ヨン・サンホ。その最新監督作『顔 -かお-』が8月28日から全国公開 … 続きを読む

【映画コラム】「生き残る」とは何か『ラスト・サバイバー』『シェルター』が描く極限の人間ドラマ

映画2026年8月28日

『ラスト・サバイバー』(8月28日公開)  謎のパンデミックによって人類の大半が死滅し、生き残った者たちが奪い合い、殺し合う荒廃した世界。  パイロットのヒッグ(ジェイコブ・エロルディ)は、元軍人のバングリー(ジョシュ・ブローリン)と共同戦 … 続きを読む

安田章大「僕が演じられたのは、のんちゃんのおかげ」のん「安田さんとの出会いは衝撃でした」自閉スペクトラム症の兄とその妹役で初共演『平行と垂直』【インタビュー】

映画2026年8月28日

 自閉スペクトラム症(ASD)の大貴は、清掃の仕事に就き、周囲のサポートを受けながら自立した生活を送っている。一方、妹の希は、心理カウンセラーとして働きながら大貴を支えて暮らしていた。長い間、変わることなく続いてきた兄妹の日常は、希の結婚話 … 続きを読む

井桁弘恵、幼少期のバレエの経験が今の「度胸」に 「バレエの魅力をもっと伝えたい」「SWAN -Ballet cross Reading-」【インタビュー】

舞台・ミュージカル2026年8月28日

 ドラマ「そこから先は地獄」(日本テレビ)で主演を務め、映画『教場 Requiem』など数々の映画やドラマに出演、「おしゃれクリップ」(日本テレビ)ではMCも務める井桁弘恵。9月4日から上演される「SWAN -Ballet cross Re … 続きを読む

早瀬憩「撮影中は朝子と一心同体で生きた感覚がありました」感動のヒューマンサスペンスで入魂の演技『私はあなたを知らない、』【インタビュー】

映画2026年8月27日

 新垣結衣と共演した『違国日記』(24)で鮮烈な印象を残し、今年は「サバ缶、宇宙へ行く」、『モブ子の恋』など、続々と出演作が放送・公開される注目の若手俳優・早瀬憩。その最新出演作『私はあなたを知らない、』が、8月28日から全国公開される。 … 続きを読む

page top