「“国民的なニーニー”になれたらいいですね(笑)」ハチャメチャなヒロインの兄を全力で熱演! 竜星涼(比嘉賢秀)【「ちむどんどん」インタビュー】

2022年4月25日 / 08:16

 NHKで好評放送中の連続テレビ小説「ちむどんどん」。沖縄の本土復帰50年の節目に送るのは、復帰前の沖縄で四人兄弟の次女として生まれ育ったヒロイン・比嘉暢子が上京し、沖縄の家族に支えられながら料理人の道を目指す50年の物語だ。子役を中心に進んだ2週が経過し、第3週からいよいよ暢子役の黒島結菜をはじめ、成長した比嘉家四兄妹が活躍する。そのうち、心優しく家族思いだが、自由奔放でハチャメチャな“ニーニー”こと長男・賢秀を演じるのは、「ひよっこ」(17)以来、2度目の朝ドラ出演となる竜星涼。役に懸ける思いや撮影の舞台裏を語ってくれた。

比嘉賢秀役の竜星涼

-まず、出演が決まったときの気持ちを聞かせてください。

 もともとは「きょうだいに男を入れるかどうか」という話もあったそうですが、男を加えると決まった時点で僕を起用してくれたことに、すごく感謝しています。今回は「昭和元禄落語心中」(18)と同じスタッフが中心のチームなので、また呼んでもらえたこともうれしかったですし、その期待に応えたいと思いました。僕自身としては、「ひよっこ」の時は初めての朝ドラということで、不慣れなことが多く、方言に苦労したこともあり、毎回悔しい思いをしていました。だから、今回はそのリベンジマッチのような気持ちもあります。

-ニーニーの魅力をどんなふうに捉えていますか。

 思ったことを何でも素直に実行し、真っすぐに突き進んでいく精神はまねしたいところです。ちょっと型破りで他人に迷惑を掛けることもありますが、ニーニーの場合はひたむきな愛情とか、家族に対するいろんな思いがその中にあるから、「ごめん」の一言で許せちゃうんです。そこはニーニーの強みだなと。僕もそうなれたらいいなと思っています(笑)。

-ニーニーを演じる中で、どんな手応えを感じていますか。

 僕は基本的にネアカな性格なので、シリアスな役よりも、今回の“陽気な兄ちゃん”みたいな役の方が楽しんでやれる気がします。いろいろなイマジネーションが湧いて、アドリブも瞬発的に出てきますし、現場でも普段ならちょっと遠慮してしまうような先輩たちにも、役に引っ張られて僕の方からどんどん話し掛けたりもできますし。これが、例えば、真逆のミステリアスな役だったら、「自分から場を盛り上げよう」という空気にはならなかったんじゃないかなと。それぐらい、役によって“現場の居方”が変わる気がします。

-今回は「家族の絆」も大事なテーマですが、比嘉家の印象を教えてください。

 すごくバランスがよくて、本当にこういう家族でありたいなと思わせるものがあります。僕は一人っ子なので、あんな妹たちがいたらいいなと憧れます。今回は、ほかの朝ドラとはちょっと違って、主人公の暢子だけでなく、兄妹それぞれの成長も描かれていきます。おのおのが主役になる部分もあるので、ぜひ注目してください。

-竜星さんから見た妹役の皆さんの印象を教えてください。

 黒島さんとは、彼女がまだこの仕事を始めたばかりの頃、作品で一緒になったことがありますが、今も当時と変わらない純度があります。ナチュラルで、久々に会ってもとても話がしやすくて。真っすぐで、芯のぶれないすてきな女優さんだな、と思いながらお芝居しています。

 (長女・良子役の)川口(春奈)さんも、僕が10代の頃は一緒にレッスンをしていたので、昔からよく知っています。共演は久しぶりですが、すてきな大人の女性になったなと。今回は「当て書きじゃないの?」と皆で話していたぐらい、誰もが役とリンクする要素があるんですけど、良子の華やかさがありつつも真面目でしっかりしているところは、川口さんと重なる気がします。

 (三女・歌子役の)上白石(萌歌)さんだけは、今回「初めまして」だったんですけど、チャーミングな笑顔に人柄の良さがにじみ出ているな、という印象です。賢秀と歌子が直接コミュニケーションを取る場面はまだそんなに多くないのですが、上白石さんのおかげで程よい距離感でいられます。

 
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