【インタビュー】ハナコ・岡部大「ドラマ史に残る食べっぷりを見せたい!」 ドラマ「しろめし修行僧」で主人公・米田たくあん役

2022年4月8日 / 10:01

 お笑いトリオ・ハナコの岡部大が主演するドラマ「しろめし修行僧」が、4月8日深夜0時12分からテレビ東京で放送がスタートする。本作は、ほぼニートの寺の息子・米田たくあんが、托鉢(たくはつ)の全国行脚修行を通して、各地の“ご飯のお供”と出会う様子を描き、「しろめしに合う最高のおかずとは何か」という究極の問いに迫るグルメドラマ。たくあんが、しろめしをおいしそうに食べるシーンや、修行で訪れる先々で出会うマドンナとの淡い恋模様、幼なじみとの堅い友情物語も見どころになっている。本作の主人公・たくあんを演じる岡部に、ドラマへの意気込みや共演者の印象、自身が思う“しろめしに合う最高のおかず”などを聞いた。

(C)「しろめし修行僧」製作委員会

-本作は、岡部さんにとってドラマ初主演作となりますが、まずは意気込みをお聞かせください。

 今までのドラマの登場人物史上、一番食べるキャラクターになりたいです。とにかく「あいつは食べるぞ」という男になりたいと思っているので、ドラマ史に残る食べっぷりを見せられるように頑張りたいです。

-超食いしん坊の修行僧・米田たくあんというキャラクターを、どのように演じたいですか。

 たくあんは、お寺のボンボンでニートで、「どうせお寺を継げるっしょ」みたいに、世の中をちょっとなめている感じがあるのですが、修行の旅先で出会った人のためには、めちゃくちゃひたむきに頑張るところがいいところだなと思うので、どこかなめているところと、ひたむきに頑張るところのギャップをしっかりと出していきたいです。

-本作が放送される「ドラマ24」という枠は、「孤独のグルメ」をはじめとする、テレビ東京・深夜のグルメドラマのブランド枠になっていますが、この枠への特別な思いはありますか。

 「ドラマ24」は、深夜に見ていておなかがすいてしまってカップラーメンを食べちゃう…みたいな欲望をかきたてられる禁断のドラマ枠なので、いかに皆さんのおなかをすかせることができるかどうか。責任重大だなと思っています。視聴者の皆さんに、電子レンジに手をかけさせたら、もう僕の勝ちです。そうなれるように頑張りたいです。

-SNS上には、岡部さんが演じるたくあんについて「『男はつらいよ』の寅さんや『裸の大将』の山下清さんのような長く愛されるキャラクターになってほしい」という期待の声も上がっていました。

 とてもうれしいですが、身が引き締まる思いです。米田たくあんも、寅さんや裸の大将のような国民的な存在になれるように、気合を入れまくって頑張りたいです。

-岡部さんのドラマ初主演を報告したときのハナコの秋山寛貴さんと、菊田竜大さんはの反応は?

 秋山は、ずっと前から僕に「いつかは銀幕で顔を売ってほしい。どんどん出てほしい」と背中を押してくれていたのですが、まさかの主演ということに、2人共びっくりしていました。菊田も、自分以上に「すげーっ」と驚いてくれていました。

-岡部さんはバラエティー番組での大食いぶりが印象的ですが、周りの芸人さんは、岡部さんの食べる姿について何と言っていますか。

 プライベートで先輩方にごちそうになったときに、「おまえ、本当においしそうに食べるな」「おごりがいがあるな」と、食べっぷりでかわいがってもらっています。僕はサンシャイン池崎さんの池崎軍団に所属しているので、池崎さんに「岡部はよく食べるな」と言ってもらったり、シソンヌのじろうさんに、今回の役について「おまえにぴったりの役だよ」と言ってもらいました。

-修行僧の衣装のけさを着た感想は?

 めちゃくちゃしっくりきました。体にもなじみますし、監督もスタッフさんも、衣装合わせのときに「ぴったりだね」と言ってくださって、SNS上でも「修行僧に普通にいそう」と書かれていました(笑)。

 
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