【独占ニュース】『キングスマン:ファースト・エージェント』撮影の中で育まれた”父子の絆” レイフ・ファインズ&ハリス・ディキンソンが撮影秘話を明かす

2021年12月24日 / 07:07

 ディキンソンも「確かにそれはあった。あまり複雑にし過ぎたり、理知的に分析し過ぎたりしない方がいいと思う。僕たちには一緒にシーンを追求していく時間があったし、かなり自由を与えてもらえたので、2人の間には理解しなければならないことがたくさんあるとは感じなかった。現場に行って、相手のいうことに耳を傾けることによって、自然に生まれたのだと思う」と語った。

 ファインズは「私が感じたのは、ハリスと毎朝会うのがとてもうれしかったということで、彼が不機嫌だったということは一度もなかった。常に思慮深く、思いやりがあり、親切だった。ハリスこそが生まれつきの紳士だよ」とコメント。

 一方、英国のレジェンド俳優ともいえるファインズとの共演にディキンソンは「素晴らしかった。レイフはいつでもとことん集中しているが、あそこまでのレベルで集中したり、リラックスして楽しんだりというのができる人を他に知らない」と語った。

 互いを絶賛し合う2人のコンビネーションがどのように描かれているのか、ぜひ映画館で見届けてほしい。

(構成/田中雄二)

(C)2021 20th Century Studios. All Rights Reserved.

『キングスマン:ファースト・エージェント』【超過激なクリスマスプレゼント】編
https://youtu.be/y5rdXI2zHrI

 

  • 1
  • 2
 

特集・インタビューFEATURE & INTERVIEW

高橋克典「これは吉良の物語でもあるのだと感じていただけるような芝居をしたい」 堤幸彦「『忠臣蔵』は、演劇的に言えば1丁目1番地的な作品」 舞台「忠臣蔵」【インタビュー】

舞台・ミュージカル2025年12月10日

-堤さんと高橋さんは高橋さんのドラマデビュー作以来のタッグと聞いています。堤さんは高橋さんの吉良上野介にどのような期待を寄せていますか。 堤 ぴったりだと思いますよ。生き馬の目を抜く芸能界で酸いも甘いも知り尽くしていますから。デビューの瞬間 … 続きを読む

生田斗真が驚きの一人二役!「最初から決まっていたわけではありません」制作統括・藤並英樹氏が明かす舞台裏【大河ドラマ「べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜」インタビュー】

ドラマ2025年12月8日

-治済に対する仇討ちのため、対立関係にあった蔦重と松平定信(井上祐貴)がタッグを組む展開にも驚かされると同時に、思わず胸が熱くなりました。 藤並 白河藩に戻った後の定信は、それまでとは打って変わって、大田南畝や山東京伝に本を書かせているんで … 続きを読む

板垣李光人「最初から、戦争を考えて見るのではなく、実際に見て感じたことを広めていっていただければ、それが一番うれしいです」『ペリリュー ―楽園のゲルニカ―』【インタビュー】

映画2025年12月5日

-戦場で、田丸が絵や漫画を描くことにどのような意味があったと思いますか。  功績係に任命された田丸には、もちろん何かを書き記すという使命感もあったでしょうが、いつ自分や仲間が命を落とすか分からない状況の中で、自分の世界の中で向き合えるものが … 続きを読む

【物語りの遺伝子 “忍者”を広めた講談・玉田家ストーリー】(8)百年ぶりの復活へ 四代目が掲げた三つの大願

舞台・ミュージカル2025年12月4日

 YouTubeもNetflixもない時代、人々を夢中にさせた“物語り”の芸があった——。“たまたま”講談界に入った四代目・玉田玉秀斎(たまだ・ぎょくしゅうさい)が、知られざる一門の歴史物語をたどります。    2016年に四代目・玉田玉秀 … 続きを読む

多部未華子「学びの多い現場でした」DV被害者役に挑んだヒューマンミステリー「連続ドラマW シャドウワーク」【インタビュー】

ドラマ2025年12月1日

  -雰囲気のいい現場だったようですね。  中でもしのぶさんは、「これはこういうことなのかな?」といった感じで、積極的に質問をされるんです。その上、「私、緊張しちゃう」などと、ご自身の気持ちを織り交ぜながら現場にいてくださるので、私も質問が … 続きを読む

Willfriends

page top