エンターテインメント・ウェブマガジン
ダコタ・ファニングさんの映画を見たときに演技に引き込まれて、映画館で思わず大きな声を上げてしまったほどのめり込んでしまいました。当時、私は10歳ぐらいだったと思います。そのときに、初めて「お芝居はこんなにも人を引きつける力があるんだ」ということを知り、感動して私もやりたいと思ったのがきっかけでした。
舞台では1カ月も2カ月も稽古をして本番に挑みますが、本番ではその場で生きなければいけません。それは、お稽古を通して積み上げてきたものを壊すような感覚が私にはあります。壊した先に、生身の人間の恥ずかしさや喜びが見えるんだと思います。お芝居は虚構の世界ですが、そこにしかない真実があって、それを見せるのがお芝居だと私は思っています。その虚構を真実に変えるために長期間のお稽古があります。現実世界で普通に生きていたら味わえない、リアルさや真実を感じられるのが舞台で、演じている自分も“自分なんだけど自分じゃなくなる瞬間”がある。そこに非常に面白味を感じます。
私自身も幕が開くまでどんな作品になるのか分からず、ワクワクしています。演劇的な表現も多い作品なので、演劇の面白さを感じることができる作品になると思いますし、想像力が大事になる作品だとも思うので、想像力を膨らませて楽しんでいただけたらうれしいです。きっとこれまで見たことがない作品になると思います。
(取材・文・写真/嶋田真己)
シス・カンパニー公演「ミネオラ・ツインズ ~六場、四つの夢、(最低)六つのウィッグからなるコメディ~」は、2022年1月7日〜31日に都内・スパイラルホールで上演。
公式サイト https://www.siscompany.com/mineola/
映画2026年10月1日
-実在の人物を演じる難しさは感じましたか。 川口 彼女が残した日記や言葉、映像も少なからずありましたが、自分なりの解釈はせず、監督を信じて飛び込んでみるという感じでした。本当に一つずつ模索しながら作っていったという感覚でした。 高杉 こうい … 続きを読む
映画2026年10月1日
-今回は広瀬アリスさんとの共演でしたが、『ゆきてかへらぬ』では、妹のすずさんとも共演しましたね。 シンプルに、男と女として対峙(たいじ)する役ができたことはすごくうれしかったですし、すずちゃんもアリスさんも、自分の実年齢とは関係なく、僕が … 続きを読む
舞台・ミュージカル2026年9月30日
-そうした難しい役どころゆえ、共感はなかなか難しいのでは? それはあまり心配していないです。先日、トム・ストッパードの「ハード・プロブレム」という作品を観劇したんですよ。その作品も、日本人とは違う感情の変化が描かれた作品でした。楽しく会話 … 続きを読む
映画2026年9月30日
10月2日から全国公開となる『時給三〇〇円の死神』は、累計発行部数36万部を突破した藤まるの同名小説を原作にしたファンタジーだ。生きる希望を失った大学生・佐倉真司(西畑大吾)が、謎めいた同級生・花森雪希(福本莉子)に誘われ、この世に未練を … 続きを読む
2026年9月29日
K-POPや韓国ドラマは、エンターテインメントであると同時に、韓国社会を映す鏡でもある。何気ない言葉やしぐさ、習慣の背景をたどると、その国ならではの価値観や歴史、人との関わり方が見えてくる。この連載では、韓国カルチャーを入り口に、知ってい … 続きを読む