【インタビュー】ドラマ特区「美しい彼」萩原利久＆八木勇征が描き出す“初恋”「近いのに一番遠い存在」

2021年11月18日 / 12:00

－では、平良が清居に憧れているように、お二人が憧れている人は？

萩原　僕は中学生ぐらいの頃から、ステフィン・カリーというバスケットボールの選手が憧れです。海外で活躍されているので、試合を見に行ったりもできないのですが、10年ぐらいずっと好きで…。一度だけ来日したときに見に行って、そこで初めて「この世に本当にいる人なんだな」と信じられた。それぐらい、遠い存在ですが、その思いは、今作の “平良から見た清居”という視点にかなり近いんじゃないかなと思います。

八木　僕はEXILEのATSUSHIさんです。歌声ももちろんですが、何よりも“人を思いやる心”がすてきなんです。人に元気になってもらいたい、感動してもらいたいという思いを体現されてきた方なので、そういった方が近くにいてくださることが僕にとってのモチベーションになっていますし、見習いたいと思っています。

－最後に、作品を楽しみにされているファンの方々にメッセージを。

萩原　現在（取材時）、鋭意撮影中ですが、毎日、少しでもいい作品になるよう、僕たちもアイデアを出しながら撮影しています。丁寧に台本と向き合いながら、原作の良さをうまく映像に乗せていけるよう精いっぱい励んでいます。コミカルな部分も多いので、クスッと笑ってもらえたらうれしいです。まずはぜひ、一度、見てもらえたらと思います。

八木　たくさんのスタッフの方々、キャストの方々に支えられて撮影に臨んでいます。僕たち自身も、作品の完成がすごく楽しみですし、視聴者の皆さんと同じ気持ちで、第１話の放送を楽しみに待っています。ワクワクした気持ちにさせてくれる作品です。恋愛は自由であることも伝わる内容になっていますので、見てもらえたらうれしいです。

（取材・文・写真／嶋田真己）