エンターテインメント・ウェブマガジン
宝塚のときには、トップスターになりたいという明確な目標がありましたが、退団してからは、ただ、いい役に出会いたいという思いがあるだけなんです。なので、今も、具体的にこうなりたいという姿があるわけではありません。「いい役に出会いたい」という、そのスタンスは変わらず、生きていることを感じながら楽しく仕事をしたいです。やっぱり舞台に立つことが好きなので、それは続けていきたいと思います。
今回のアルバムは、私の今までの集大成でもあり、これからの私も見られるものになっていると思います。私が歌っていることを知らない方々にもぜひ聞いていただいて、安蘭けいのことを少しでも知っていただける機会になればいいなと思います。今まで応援してくださった方々には、今回歌った楽曲から感謝の気持ちが伝わればうれしいです。
それから、「蜘蛛女のキス」は、作品のファンの方もたくさんいらっしゃると思いますし、作品の内容を知っている方も多いと思いますが、今回は日澤さんの演出、石丸幹二さんの主演で、今までとはまた違った世界観の作品ができあがるんじゃないかなと私も期待しています。「これぞミュージカル」というものが作り上げられればと思っていますので、ぜひ期待して楽しみにしていただけたらと思います。
(取材・文/嶋田真己)
ミュージカル「蜘蛛女のキス」は、11月26日~12月12日に、都内・東京芸術劇場プレイハウスで上演。安蘭けい30周年記念アルバム「AVANCE」は発売中。
ミュージカル「蜘蛛女のキス」公式サイト https://horipro-stage.jp/stage/spiderwoman2021/
舞台・ミュージカル2025年12月18日
YouTubeもNetflixもない時代、人々を夢中にさせた“物語り”の芸があった——。“たまたま”講談界に入った四代目・玉田玉秀斎(たまだ・ぎょくしゅうさい)が、知られざる一門の歴史物語をたどります。 前回は、玉田家再興にあたり「三つ … 続きを読む
映画2025年12月17日
-実際に福士さんと共演してみていかがでしたか。 とてもすてきな方で、待ち時間にちょっとお話できたんですけど、すごく温厚な方でした。お芝居に関してはすごく真面目でストイックで、「このせりふはこうやって言ってみるのもありかも」というような優し … 続きを読む
ドラマ2025年12月15日
-ご自宅でも絵の練習をされたそうですね。 台本が来るたびに絵を担当するチームとの打ち合わせがあり、練習用の絵が並んだ計算ドリルのようなプリントを数十枚いただくので、それを自宅に持ち帰り、宿題のように繰り返し描いて練習していました。 -歌麿 … 続きを読む
ドラマ2025年12月14日
-治済役が大きな話題となった生田さんについて、撮影を通じて感じた俳優としての魅力を教えてください。 生田さんで印象に残っているのが、何事にも動じないことです。常に泰然自若として、変なクセを出さない。ある意味、視聴者に想像させるようなキャラ … 続きを読む
舞台・ミュージカル2025年12月13日
稲垣吾郎が、2026年2月7日から開幕するPARCO PRODUCE 2026「プレゼント・ラフター」で傑作ラブコメディーに挑む。本作は、劇作、俳優、作詞、作曲、映画監督と多彩な才能を発揮したマルチアーティスト、ノエル・カワードによるラブ … 続きを読む