エンターテインメント・ウェブマガジン
僕個人は、この作品はケンシロウの成長の物語だと思っています。ケンシロウはたくさんの人間の思いを背負って闘います。僕たちは皆、家族だったり、大切な人だったり、何か守るもののために働いていたり頑張っていたりすると思うので、ケンシロウの姿は、きっと多くの人の胸を打つんじゃないかなと思います。原作が好きな方にとっては、知っているせりふや知っているシーンが絶対に出てくると思うので、漫画を読んでいた当時を思い出しながら、今の自分とリンクさせながら見ていただけたらと思います。原作を読んで育った方たちに、もし、見ていただけたら、どんな感想をもらえるのか。すごく興味があります。
ミスミのじいさんが「今日より明日」という名言を残していますが、当たり前が当たり前じゃなくなってきた今だからこそ、一瞬一瞬を、一つ一つの出来事を大切に感じて積み重ねて、12月の公演に向けて日々を過ごしていきたいと思います。ぜひとも応援のほどよろしくお願いいたします!
(取材・文/嶋田真己)
ミュージカル「フィスト・オブ・ノーススター~北斗の拳~」は、12月に都内・日生劇場ほか翌年1月大阪、名古屋で上演。
舞台・ミュージカル2025年7月18日
-「違和感を持ち帰ってほしい」ということですが、今の世の中、「分からないもの」は何かと切り捨てられがちです。その点については、どのようにお考えでしょうか。 まず、僕自身は分からないものを提示しているつもりはありません。だから、その人の中で … 続きを読む
映画2025年7月18日
『「桐島です」』(4日公開) 1970年代に起こった連続企業爆破事件の指名手配犯で、約半世紀におよぶ逃亡生活の末に病死した桐島聡の人生を高橋伴明監督が映画化。 桐島が逃亡中に何を考えどういう生活を送っていたのかは想像するしかない。だから … 続きを読む
イベント2025年7月14日
-先ほどグルメの話がちょっと出ましたが、台湾で撮影中の思い出とかエピソードがあれば。 台湾におじゃまさせていただいたのは、映画『テルマエ・ロマエ』の撮影以来2回目だったんですが、とにかくスタッフのみなさんと和気あいあい撮影が … 続きを読む
映画2025年7月11日
-最初に35ミリフィルムで撮ったというテロップが出ますが、画面の色遣いや音楽の使い方を見ていると、70年代のニューシネマのような雰囲気があると思いましたが、そういう狙いはあったのでしょうか。 その通りです。ただ、それはアメリカ映画に限った … 続きを読む
映画2025年7月10日
-2度の災害を経験して行き場のない怒りを抱いている山本が、ボランティアの若者と出会って心が解けていって笑顔を浮かべる場面が印象的でしたが、若者役の小林虎之介さんとの絡みはいかがでしたか。 僕は若い人と芝居をするのがすごくうれしいんです。今 … 続きを読む