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カサローザ シー・モンスターのデザインの一部には、古い海図に描かれているものが取り入れられています。それで少しグロテスクに見えるのかもしれませんが、それが代を経るごとに薄れていくように描いています。だからルカはおばあちゃんや両親よりは、見た目が怖くなくなっています。でも、彼らはモンスターではありません。彼らから見れば人間の方が地上のモンスターなわけです。だから、彼らが魅力的であること、カラフルであること 人間が受け入れられるような存在であることを意識しました。
また、自分とは違うものを持っているということへのメタファーは、もちろん入っています。特に子どものころは、自分だけが人と違うんじゃないかとか、そういうことに敏感ですよね。それから、ルカの最後のシーンは、自分のアイデンティティーはこれだということを伝えることでもあるし、それを皆が受け入れるという素晴らしいメタファーになったと自負しています。僕は、相手の全てを受け入れるのが親友だと思います。
(取材・文/田中雄二)
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