【インタビュー】映画『2分の1の魔法』ダン・スキャンロン監督&コーリー・レイ、プロデューサー「この映画は、家族や自分たちの周囲にいる人とのつながりについて描いています」

2020年8月19日 / 06:48

-イアン役のトム・ホランドとバーリー役のクリス・プラットの声の出演をどう思いましたか。

レイ 彼らは2人とも素晴らしくて、イアンとバーリー役にぴったりでした。トムは、自分に自信がなくて、内気でぎこちないけど、同時に人々が共感できる魅力も持ったキャラクターを見事に演じてくれました。クリスは、もともとすごく楽しい人です。私たちは、バーリーのキャラクター作りにはとても自信があったので、その役には、大きな心や、ユーモアにあふれた面白い人が必要だと考えました。クリスはそれらの要素を全て持っていましたし、心を込めて演じてくれました。私たちは、観客に、イアンとバーリーに恋をしてもらいたいと考えていました。特にバーリーの広くて大きな優しい心に触れ、彼がどのように弟を思っているのか、ということを知ってほしかったのです。その意味で、クリスはバーリーを完璧に演じてくれました。

-最後に、映画の見どころと日本の観客に一言メッセージをお願いします。

スキャンロン 僕らは、この映画の、ユーモアがあって面白くて笑いを誘うところが大好きです。僕らにとって、この映画はとてもエモーショナルで感動的なものです。そして、映画作りを通して、自分を応援してくれた人々に感謝する気持ちを分かち合えたことはとても重要でした。人々が、この映画を見て笑ってくれることを願っていますし、キャラクターに自分自身に重ねて、共感できる部分を見つけたり、家族や自分の人生に関わる人々に感謝して、素直な思いを伝えてくれたらいいと思います。

レイ 私もそう思います。この映画は、家族や自分たちの周囲にいる人とのつながりについて描いています。日本のファンの人たちが、そうしたことに共感し、映画の中の、より深く、リアルで強いテーマを見つけてくださるといいなと思います。それは、例えば、人とのつながりということ、誰かを応援して支えるということ、自信をつけることなどです。それらが日本の皆さんの共感を呼ぶことを願っています。

(取材・文/田中雄二)

(C)2020 Disney/Pixar. All Rights Reserved.

  • 1
  • 2
 

特集・インタビューFEATURE & INTERVIEW

【K-POPもKドラマも深読みしたら韓国が見えた】#受験競争だけではない韓国の教育問題、「鉄槌教師」が問う教師の役割

2026年9月29日

 K-POPや韓国ドラマは、エンターテインメントであると同時に、韓国社会を映す鏡でもある。何気ない言葉やしぐさ、習慣の背景をたどると、その国ならではの価値観や歴史、人との関わり方が見えてくる。この連載では、韓国カルチャーを入り口に、知ってい … 続きを読む

鈴鹿央士「絶対に映画館で見て損はさせない映画になっています」『藁にもすがる獣たち』【インタビュー】

映画2026年9月29日

-おばあちゃん役の風吹ジュンさんとの印象に残ったエピソードがあれば。  とても面倒見のいい方で、何か聞いたら何でも返してくれるし、気を使ってくださいました。本当は僕が気を使わなければいけないのに、風吹さんの方から、「大丈夫よ。頑張ろうね」っ … 続きを読む

向井理、演出家・倉持裕と再びタッグ 6人で描き出す会話劇に「戻ってきたな。こういうことがやりたかった」 M&Oplaysプロデュース「ブランク」【インタビュー】

舞台・ミュージカル2026年9月29日

 向井理が主演するM&Oplaysプロデュース「ブランク」が、10月3日から開幕する。本作は、2023年に本多劇場で上演した「リムジン」に続き、向井と倉持裕が再びタッグを組んで贈る新作公演。ある弁護士事務所を舞台に、そこで繰り広げら … 続きを読む

「生きることはこんなに面白いと示したい」制作統括が「ブラッサム」に込めた思い【連続テレビ小説「ブラッサム」インタビュー】

ドラマ2026年9月28日

-そんな珠の父・清治は、現代ではありえないほど娘に厳しく接しますね。  厳しい父親の話は、宇野千代さんの著書にも書かれていることです。現代の視点で見るとつらい話ではありますが、当時の家父長制の下では、ああいう側面があったことは事実です。ただ … 続きを読む

石橋静河「皆さんに『一歩前進してみようかな』と思っていただけたら」連続テレビ小説主演に懸ける思い【連続テレビ小説「ブラッサム」インタビュー】

ドラマ2026年9月26日

  -劇中では、渡部篤郎さん演じる珠の父・清治が強烈な存在感を放っています。珠と清治の関係も物語の重要なカギになりそうですが、2人の関係をどのように捉えていますか。  実際のお父様は、宇野千代さんが「ドストエフスキーの小説に出てくる狂人のよ … 続きを読む

page top