【インタビュー】劇場版『ONE PIECE STAMPEDE』田中真弓&山口勝平 離れていても心は一つ「しゃべり方や間の取り方が自分の中に入っている」前編

2020年4月2日 / 10:00

-劇場版は映像が完成した状態での収録でしたか。

山口 今回ですか?

田中 そうでもない…(笑)。間に合わないんじゃないかと思っていたけど…。

田中・山口 間に合うもんだね(笑)。

山口 皆さん本当に頑張っていました。今回は本当に間に合わないかも、なんて話もあったから、クオリティーが落ちちゃうんじゃないかと思っていましたが、完成した映像を見て、めちゃくちゃきれいでびっくりしました。

-台本のせりふの変更などはありましたか。

田中 全くありませんでした。

山口 物語には影響しない細かい助詞の変更などはありましたが、言葉から受ける印象は変わりますから、大事にしないといけない部分はあります。ワンピースって原作もそうですが、その人だから言うっていうせりふが結構あるので、それを大事にしなきゃいけない部分だなって思います。例えば、ウォーターセブン編でナミが言った「助けていいんだと分かったときのあいつらの強さは半端じゃない」っていうせりふも、以前ルフィに「助けて」って言って、助けてもらったことがあるから、説得力がありますよね。

田中 積み重なって生まれる感動もあるから、長く見続けてほしいよね。

山口 今回、ウソップもそうでした。「ルフィは海賊王になる男だ」っていう言葉も、長い付き合いの中から出てくる言葉というか、麦わらの一味は全員ルフィが海賊王になることを信じていますが、映画でそのせりふを言うことができたのはうれしかったです。

ⓒ尾田栄一郎/2019「ワンピース」製作委員会

ⓒ尾田栄一郎/2019「ワンピース」製作委員会

-本作は懐かしいキャラクターやオマージュも数多く出てくるので、かつて読者だったファンも楽しめる内容になっていますね。

山口 ワンピースの基本的な設定を知っていれば、誰でも楽しめるストーリーなので、この映画を見て本編に戻ってくるってこともできますし、映画シリーズの中でエピソードオブシリーズというのがあるので、順番に追い駆けて見ていけばストーリーが大体分かります。

田中 願わくば、そこからアニメシリーズや原作を最初から見てほしいです。(後編に続く)

(取材・文・写真/丸山有咲)

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