【インタビュー】「生中継!第73回トニー賞授賞式」井上芳雄 堂本光一との共演に「やりやすさは2倍、負担は2分の1」

2019年6月7日 / 12:00

-ご覧になった作品の中で、これは何かしら賞を取れるんじゃないかと思った作品を教えてください。

 現地の雰囲気や相対的な評価を聞く限り、「ハデスタウン」は取るんじゃないかなと思います。最近は、有名な映画や誰もが知っているような話をミュージカル化することも多いですが、この作品はオリジナルの物語なんです。演劇的でもあるし、バランスがいい作品だなと思いました。単純に、とても面白く、素晴らしい作品でしたし。

-最後に、ナビゲーターへの意気込みを。

 ナビゲーターとして、とにかくトニー賞の魅力を伝える手助けができればいいなと思っています。トニー賞の授賞式は、舞台が詳しくない方にも興味を持ってもらえる要素はたくさんあるので、ミュージカル・舞台ファンの方だけでなく、多くの方にその魅力をお伝えしていければいいなと思います。今回は、光一くんと一緒なので安心感もあります。彼はできる男なので、ちゃんとサポートしてくれると思うので。

-堂本さんは司会も慣れていますしね。

 そうそう、慣れていると思います。光一くんと2人だとやりやすさは2倍だし、負担は2分の1になる。何事も2人でやると、楽なんです。なので、一緒にできることがありがたいですし、とても楽しみです。

(取材・文/嶋田真己)

ナビゲーターの井上芳雄(左)とスペシャル・ゲストの堂本光一

「生中継!第73回トニー賞授賞式」は、6月10日午前8時からWOWOWプライムで放送。
番組オフィシャルサイト https://www.wowow.co.jp/tony/

  • 1
  • 2
 

特集・インタビューFEATURE & INTERVIEW

二宮和也「子どもたちの映画館デビューに持ってこいの作品です」『シナぷしゅ THE MOVIE ぷしゅほっぺダンシングPARTY』【インタビュー】

映画2025年5月17日

-役作りをする上で気を付けたことはありましたか。  気を付けたことで言うと、子どもたちがメインで見るので、物語の展開もそうですけど、スピード感みたいなものは割と気を付けていました。あとは、「こうやって言ったら分かるよね」というような、押し付 … 続きを読む

【週末映画コラム】異色ホラーを2本 デミ・ムーアがそこまでやるか…『サブスタンス』/現代性を持った古典の映画化『ノスフェラトゥ』

映画2025年5月16日

『ノスフェラトゥ』(5月16日公開)  1838年。不動産業者のトーマス・ハッター(ニコラス・ホルト)は、自身の城を売却しようとしているオルロック伯爵(ビル・スカルスガルド)のもとへ向かう。  トーマスの不在中、彼の新妻エレン(リリー=ロー … 続きを読む

新原泰佑、世界初ミュージカル化「梨泰院クラス」に挑む「これは1つの総合芸術」【インタビュー】

舞台・ミュージカル2025年5月16日

-ドラマ化が大ヒットを記録したこの作品をミュージカル化することにはどのような思いがありますか。  この作品をミュージカルにするのは、すごくハードルが高いのではないかと思ったので、驚きました。ストレートプレーで上演した方が、もっとダイレクトに … 続きを読む

グレッグ・ターザン・デイビス「とにかく、ただ純粋に面白い映画を撮ることだけが、自分たちに与えられたミッションでした」『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』【インタビュー】

映画2025年5月15日

-クリストファー・マッカリー監督の印象は?  今や彼は自分のおじさんのような存在なので「マッカリーおじさん」みたいな呼び方をしていますが、自分にとっては先生ですね。彼は演出だけではなくて指導力もとても優れています。自分が恵まれていると思うの … 続きを読む

研ナオコ、認知症のおばあちゃん役で9年ぶりの映画主演「主演女優賞を狙ってます(笑)」岡﨑育之介監督「研さんの人生の奥行きがにじみ出た」『うぉっしゅ』【インタビュー】

映画2025年5月12日

ーところで本作は、研さんの9年ぶりの映画主演作だそうですね。 研 そういうことは全く頭になかったです。「何周年記念のお祝い」みたいなことがあまり好きではないんです。「何年やったからといって、何が偉いの?」と思ってしまって。自分が人間的に成長 … 続きを読む

Willfriends

page top