【インタビュー】『バースデー・ワンダーランド』杏「チィは『実写でも演じられるのでは?』と思うぐらい、自分に近い印象を受けました」

2019年4月25日 / 14:36

-大人も子どもも楽しめる作品ということで、お薦めのポイントを教えてください。

 見たこともない景色をたくさん見ることができますし、「こんなことができたらいいな」と思う魔法のようなものが次々と出てきます。そういうところは、子どもはもちろん、大人も童心に返って楽しんでいただけるのではないでしょうか。アカネとチィの2人が一緒に旅するという点では、大人はチィに、お子さんはアカネに、それぞれ感情移入しながらご覧いただけると思います。

-アカネとチィは、ワンダーランドでたくさんの不思議な体験をしますが、ご自身が体験してみたいと思ったものは?

 水中を移動するとき、水の中でも息ができるようになるんです。それが、すごくうらやましかったです(笑)。

-杏さんは最近、声の出演が増えつつあるようですが、声優という仕事に対する意欲は?

 やはり、実写ではできない夢のある世界は楽しいですね。子どもたちのためにも、こういう夢のある作品を残していきたいなと思っています。ただ、プロフェッショナルな方がたくさんいらっしゃいますし、私自身もやればやるほど、難しさを感じるようになってきました。そういう意味で、声高に言うのはおこがましいことですが、機会があればこれからも続けていきたいです。

(取材・文・写真/井上健一)

(C)柏葉幸子・講談社/2019「バースデー・ワンダーランド」製作委員会

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