【インタビュー】「生中継!第72回トニー賞授賞式」井上芳雄「よくも毎年こんなに魅力的な作品が生まれるな」

2018年6月8日 / 17:09

 映画界のアカデミー賞に匹敵する、演劇・ミュージカル界の最高峰のタイトル、トニー賞。ブロードウェーで上演された舞台作品に贈られ、世界が注目する賞の授賞式が、今年もWOWOWで生中継される(6月11日(月)午前8時~)。日本のスタジオから、井上芳雄がその模様をナビゲートする。

写真・伊東ひさし

 「初めてトニー賞の授賞式の中継に関わらせてもらったのが4年前。番組に関わらせてもらうようになって感じるのは、よくも毎年こんなに魅力的な作品が生まれるなということ。次々と生まれてくる新しい才能と、手を変え品を変えの斬新な視点やアイデアに驚かされます」

 ノミネートされた作品の一場面が舞台上で披露されるなど、単なる授賞式ではなくショーとしても楽しめる演出となっている。

 「日本にとどまらず、世界中で中継されていますから、ノミネートされた側にとっても、ここでパフォーマンスができるというのは、とても誇らしんですね。ワンシーンへの気合と熱量はすごいですし、見ているだけで楽しいです。今年でいえば、『アナと雪の女王』のミュージカルのような大バジェットで作られた大作がある一方で、何年もトライアウト(試演)を重ねて、ようやくオン・ブロードウェーに上がってきた作品があったり、『マイ・フェア・レディ』のような名作のリバイバルもある。番組では、授賞式の合間にそれぞれの作品の背景を紹介しているんですが、そういう事前情報を知ってから見るとより楽しいんですよね」

 日本のスタジオでは、井上をはじめとする出演者がミュージカルソングなどをこれまでも生披露してきたが、果たして今回は?

 「毎年、期待値のハードルが上がっているのを感じています(笑)。しかも、生放送ですから朝が早い(日本時間、午前8時から)。単なるつなぎではなく、ショーアップされたものをお届けしますので、期待していてほしいです」

 井上といえば、同じWOWOWで放送されている福田雄一監督とのミュージカルを題材にしたコメディー番組「グリーン&ブラックス」も好評。放送延長が決定した。

 「あの番組での僕は本人に近いとはいえ、福田さんのイメージの中での井上芳雄を演じている感じです。実際はあんなふうに裏で話す余裕はないですし。ただ、みんな普段からあれぐらいテンションは高いです。体育会系なんですよ」

(取材・文/望月リサ)


特集・インタビューFEATURE & INTERVIEW

西畑大吾「役をどう演じたらいいかすごく考えた」 ドラマ「マトリと狂犬」【インタビュー】

ドラマ2026年1月8日

 西畑大吾主演のドラマ「マトリと狂犬」(MBS・TBSドラマイズム枠/毎週火曜深夜)が1月20日にスタートする。本作は、「ヤングチャンピオン」(秋田書店)で2020年から連載されている同名漫画のドラマ版。  麻薬取締捜査官・黒崎、刑事・葛城 … 続きを読む

「豊臣兄弟!」第1回「二匹の猿」豊臣秀長、秀吉、織田信長 新味を感じさせる主要人物の初登場【大河ドラマコラム】

ドラマ2026年1月8日

 1月4日から放送スタートしたNHKの大河ドラマ「豊臣兄弟!」。大河ドラマで人気の戦国時代を舞台に、豊臣秀吉の弟・豊臣秀長(若い頃の名は小一郎)を主人公にした物語ということで、どのような幕開けになるのか、興味深く第1回を見守った。小一郎役の … 続きを読む

奈緒、感動巨篇「大地の子」の舞台化に挑む 30代を迎え「すごく楽しい」【インタビュー】

舞台・ミュージカル2026年1月7日

 山崎豊子による小説を原作に、戦災孤児となった男性の波乱万丈の半生を描いた「大地の子」が舞台化される。主人公の陸一心(勝男)を演じるのは、井上芳雄。勝男の妹の張玉花を奈緒、勝男の妻となる江月梅を上白石萌歌が演じる。物語の舞台は、第二次世界大 … 続きを読む

中村雅俊「ちょっと同窓会に顔を出すようなつもりで今の3人の姿も見てほしいなと思います」『五十年目の俺たちの旅』【インタビュー】

映画2026年1月7日

 1975年に連続ドラマとして放送された「俺たちの旅」。その後も主人公たちの人生の節目ごとにスペシャルドラマが制作されてきた同シリーズの20年ぶりとなる続編『五十年目の俺たちの旅』が1月9日から全国公開される。70代を迎えたカースケこと津村 … 続きを読む

松下奈緒「家族とは無償の愛、力がある存在」 “夫の遺体の取り違え”から始まる衝撃作 「夫に間違いありません」【インタビュー】

ドラマ2026年1月5日

 松下奈緒が主演するドラマ「夫に間違いありません」(カンテレ・フジテレビ系)が、1月5日から放送がスタート(毎週月曜よる10時放送)。本作は、主人公・朝比聖子が夫の遺体を誤認し、保険金を受け取った後に死んだはずの夫が帰還するところから始まる … 続きを読む

Willfriends

page top