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連続テレビ小説「とと姉ちゃん」で、ヒロインの常子(高畑充希)らが住み込みで働くことになった仕出し屋「森田屋」を切り盛りする宗吉(ピエール瀧)と照代(平岩紙)の一人娘・富江を演じている元AKB48の川栄李奈。小学校卒業後、店に入った富江は「森田屋」の重要な戦力。同世代の常子たちに最初はクールに接するがその真意とは…。朝ドラ初出演となる川栄が役への意気込みを語った。
朝ドラは自分の目標でもあったので、夢がかなってうれしいです。共演者の方々は、経験が長くお芝居も素晴らしい方ばかりですが、撮影の合間は本当に面白く、学ぶところがたくさんあります。
充希ちゃんはとてもきさくな方で、大変な時でも疲れなどは全く見せずに話し掛けてきてくれます。樹ちゃんとは同じ年です。そんなにがっつりとガールズトークなどはしないのですが、いろんな話をして楽しんでいます。
ふんわりした雰囲気なのかなと思いきや、ちょっとおじさんぽいところもあります(笑)。空き時間にイカを食べていたりして、「あっ、イカ食べるんだ!」って思いました。何だか面白いです(笑)。
包丁が、四角い大きな包丁なんです。家にあるような普通の包丁ではないので、野菜の皮をむくシーンが大変でした。
もともと料理は好きでしたが、今回はお弁当屋さんで、料理のシーンがたくさんあると聞いてからは、結構作るようになりました。
煮物などは結構作ります。撮影現場のご飯が本当においしいので、「これはいい!」と思ったものがあれば家で検索して作ったりします。昨日は、現場で茶飯が出たのですが、それがすごくおいしかったので早速今朝作りました。
私、結構人見知りで、普段は現場でもあまり話せないのですが、そんなことを言っていられないほど、騒がしくて会話が弾む家族なのですごく楽しいです。お母さん(平岩紙)もノッてくると結構関西弁で話されます。ずっと一緒にいるので、本当の家族みたいですね。ピエールさんは本当に面白い方で、いつもなぜかおなかを出しているんです(笑)。
お弁当の並べ方や所作を学びました。あとは、箸の持ち方を一から教えてもらいました。
していなかったです。朝ドラに出られるなんて全く考えていなくて、朝ドラのオーディションも2、3回受けて落ちていたので、無理だろうなと思っていました。うれしいですね。
「あまちゃん」で、「朝ドラってすごいな」って思って、そのへんから「出たいな」と思うようになりました。
AKBの中でもドラマをやったりする中で「お芝居って楽しいな」と思うようになってきて…。1人で学園ドラマ(「ごめんね青春!」)にも出させてもらったのですが、それが本当に楽しくて、そのあたりからお芝居をちゃんとやりたいと思うようになりました。
放送5週目で鞠子の制服がなくなる事件が起きて、それをきっかけに鞠子ちゃんや常子ちゃんとの仲が深まっていきます。最初はすごくクールで、常子ちゃんにもちょっと当たりがきつかったりしたのですが、その事件があってからは、ちょっと穏やかになりますね。クールはクールなのですが…。
穏やかになっていくその加減というのがなかなか難しくて、監督さんに「もっとここは(相手に)優しくしてもいいよ」とご指導を頂きながら撮影しています。
結構、私ってテンション高めに見られるのですが、実際はあまり高くなくて…。だから自分的にはすごくやりやすいです(笑)。
富江は本当にしっかりした子なんですけど、私も割としっかりする時はしっかりしているので、そこは似ていると思います(笑)。
ちゃんと家のことをやるところ。18歳ぐらいから一人暮らしをしているので料理、掃除、洗濯などはできます。あと、意外ときれい好き。どんなに忙しくても掃除はちゃんとしています。
普通に家に帰って、テレビを見て、お風呂入って寝るというのが普通に幸せです(笑)。何も考えずにボーッとしている時がすごく幸せです。でもボーっとし過ぎて夜中の3時になって3時間しか寝られない!となることもありますが…。
30歳、40歳になっても活躍できる女優さんになりたいと思います。いろんな役を幅広くやって、「あの子いろんな役ができるよね」と言われるようになりたいです。私は、ちょっとグロい映画も好きなので、いずれは「こいつやばいんじゃないか…?」と思われるような犯人役などもやってみたいです。
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