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高木雄也&知念侑李が交換日記を披露 「これは恋でしょうか? 」

 「J’J Hey!Say!JUMP 高木雄也&知念侑李 ふたりっきり フランス縦断各駅停車の旅」DVD&Blu-ray発売記念イベントが8日、東京都内で行われ、Hey!Say!JUMPの高木雄也と知念侑李が出席した。

 今回の旅の目的は「列車でフランスを横断すること」。スタート地点のパリから、モン・サン・ミシェルに向かい、地中海沿いのリゾート地ニースを目指した。約2000キロの行程を、各駅停車を乗り継ぎながら進んでいく2人の姿を映し出す。これまでプライベートでは、あまり一緒に行動することがなかった2人だが、この旅を通じて急速に距離が縮まったという。

 知念は旅を振り返って「その日、泊まるところも決まらず、困ったこともあった。そんなとき、僕は人見知りでなかなか(現地の人と)しゃべれなかったけど、雄也が話し掛けに行ってくれて頼りになった」と高木に感謝した。

 一方、高木は「知念は、自分の興味があることについてはよくしゃべることが分かった。例えば、高い所に行くと目がキラキラしてよくしゃべる」と旅を通じて発見した知念の意外な一面を明かした。

 この日は、応募総数8500通の中から抽選で選ばれた350人のファンが訪れた。会場では、巨大なサイコロを使って、各駅停車の旅をイメージした“すごろくトークショー”が行われ、2人は床に描かれた線路をイメージした升目を、出されたお題に挑戦しながら進んだ。

 お題の中には「フランスの旅を通じて2人の“食レポ”がどのくらい上達したのかを検証する」というものも。2人はバゲットサンドの食レポに緊張の面持ちで挑んだ。高木が「おいしそう。匂いもエクセレント! ハムとチーズが口の中で結ばれました」とバッチリ決めると会場から拍手が起こった。

 続けて挑戦した知念が「いいね~君、すてきだね~。美し過ぎて食べるのがもったいないよ」とバゲットを擬人化すると会場は大受け。バゲットを口に入れた後は「中身もすてきだね!」と見事な食レポを披露し、成長ぶりを見せつけた。

 また「彼女を感動させる一言」というお題に「焦ると何も出てこないんだよね~」と考え込んだ知念だが、悩んだ末、手を前に差し出すポーズ付きで「君に会うために生まれてきた」とアピール。続いてチャレンジした高木が「おまえからもらいたいものがあるんだけど…。愛が欲しい…」とコメントすると、会場は一気に黄色い歓声に包まれた。

 ほかにも「ダンスを披露する」「得意な曲をアカペラで歌う」「事務所の先輩の物まね」などのお題に果敢にチャレンジした高木。旅の映像では、膝を折り曲げて「凱旋門!」と一発ギャグを披露しているが、この日も「フランスにちなんだ一発ギャグ」を求められ「一応アイドルだからね。芸人じゃないよ」と苦笑しながら、腕をまくって筋肉を見せて「フランスパン!」と一言。爆笑の会場に「みんなツイッターに書くなよ」と照れまくったが、すかさず知念が「拡散希望です」とコメントし、さらに会場の笑いを誘った。

 旅の間は「交換日記」を毎日交わすというルールがあった。イベントの終盤では、お互いに準備した最後の交換日記を読み上げることになった。

 知念は「フランスの旅で僕らの距離は近くなったので、きっと10年後ぐらいには、こういう会場で話せるような、面白い話が1000個ぐらいできていると思う。でも、僕一人では面白い話はできません。雄也にも手伝ってほしい。これから10年、20年、30年とずっと仲間でいてくれますか?」と読み上げた。

 その問いに「はい」と答えた高木を「よし」と確認した知念は「僕らがこれから大きな舞台に立って輝けるように頑張りましょう。Hey!Say!JUMP、目指せ、ナンバーワン。これからもよろしく」とメッセージを送った。

 続いて「フランスに行って、2人でいろんなことに挑戦し、日本に帰ってからは随分仲良くなりましたね。これからもたくさんの壁にぶつかることがあると思うけど、助け合いながら一緒に頑張りましょう。そして俺たちももっともっと大きくなりましょう」と読み上げた高木。さらに「P.S.侑李の笑顔を見ているとうれしくなります。これは恋でしょうか?」と追伸を読み上げ、大いに盛り上げた。

 イベントの最後には、高木が「知念と行けて本当に良かったと今日あらためて実感した。人生はこれからも長いですが、“なれる自分”じゃなくて“なりたい自分”になりましょう」とファンにコメント。知念も「皆さんも友達と2人で旅に出てみてほしい。もっとその人のことが好きになれると思うので、ぜひフランスに行ってみて」と呼び掛けた。

 イベント後に取材に応じた高木は「ファンの方と触れ合うイベントってあまりないから新鮮でした」とニッコリ。知念も「何言っても笑ってくれるのでやりやすかった」とほっとした表情を浮かべた。

 また、最後に語った「なりたい自分」について聞かれた高木は「本当に自分がなりたいものは、まだ(探している)途中」としながらも「フランスに行って“努力するのが気持ちいい”と感じた。これからも努力して上を目指したい」と宣言。

 同じく、なりたい自分を問われた知念は「やっぱりこの旅を通して、自分の人見知りが激しいと感じたので、誰とでもしゃべれるようになりたい。それを解消するだけでも、仕事に生きてくると思う」と当面の目標を掲げた。

 「人見知りしない高木くんがうらやましかった?」という質問に知念は「うらやましいけど、雄也も頑張っているのかも」と答えると、高木は「そうそう。普段はお店の予約を電話で入れたりするのが苦手。フランスも一人だったら苦痛だったと思う。知念がいたから『俺がやらなきゃ』とカッコつけちゃう自分がいた」と照れ笑いを浮かべた。

 一方で「知念くんのうらやましい部分は?」と尋ねられた高木は「普段は甘えているように見えるけど、実は引っ張っていく部分もありカッコいい。僕が、次に行く場所を迷ったときに『取りあえずこっちに行こう』と決めてくれて頼もしかった」と回想した。

 次に旅をするなら「もう一回雄也と行きたい」と話した知念。「次は、フランスではなくて別のところ。今度は『つらい旅だったんじゃない?』と言われるような厳しい旅にも挑戦したい。そして、何十年後かに、雄也との関係性が変わってきたころ、またフランスに戻って旅したい」と希望を語った。高木も「10年後とかに。今度は自分たちで企画書を出して行きたいね」と夢を膨らませた。

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