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BSプレミアムで放送中の「猿飛三世」。伝説の忍者・猿飛佐助の孫として自分の生きる道を模索する主人公を伊藤淳史が演じている。異色の忍者像を演じる役作りの苦労や、アクションなどについて話を聞いた。
伊藤 TVドラマで忍者を見る世代ではなかったので、最初はイメージが湧きませんでした。でも僕が演じる佐助は、人里離れた村という狭い世界で暮らしていて“世の中のことを何も知らない”というところから始まるので、僕自身も演じる上で先入観みたいなものを持つ必要はないのかな、と思いました。
伊藤 2カ月前からです。クナイ(武器)を持っての立ち回りの練習をかなりして、あとバク宙もできるようになりました。キレのある動きをするためにはただスピード感があるだけではダメなんです。カメラの位置や敵の場所によって、ダイナミックな見せ方を研究しました。最初のころと圧倒的に変わったのは、アクションに気持ちが乗ってきたこと。佐助には形の美しさよりも、思い切りの良さやがむしゃらさなど気持ちの部分が大事だって気付いて。それに技術や力が付いてきたのかなと思います。
伊藤 佐助は世の中のことを知らないから、いろんなことに敏感だし感情表現も大きいんです。感情をぶつけ合ったり百パーセント出し切るキャラクターってあまりないので、演じていて気持ちが良かったです。
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