エンターテインメント・ウェブマガジン
BSプレミアムで放送中の「猿飛三世」。伝説の忍者・猿飛佐助の孫として自分の生きる道を模索する主人公を伊藤淳史が演じている。異色の忍者像を演じる役作りの苦労や、アクションなどについて話を聞いた。
伊藤 TVドラマで忍者を見る世代ではなかったので、最初はイメージが湧きませんでした。でも僕が演じる佐助は、人里離れた村という狭い世界で暮らしていて“世の中のことを何も知らない”というところから始まるので、僕自身も演じる上で先入観みたいなものを持つ必要はないのかな、と思いました。
伊藤 2カ月前からです。クナイ(武器)を持っての立ち回りの練習をかなりして、あとバク宙もできるようになりました。キレのある動きをするためにはただスピード感があるだけではダメなんです。カメラの位置や敵の場所によって、ダイナミックな見せ方を研究しました。最初のころと圧倒的に変わったのは、アクションに気持ちが乗ってきたこと。佐助には形の美しさよりも、思い切りの良さやがむしゃらさなど気持ちの部分が大事だって気付いて。それに技術や力が付いてきたのかなと思います。
伊藤 佐助は世の中のことを知らないから、いろんなことに敏感だし感情表現も大きいんです。感情をぶつけ合ったり百パーセント出し切るキャラクターってあまりないので、演じていて気持ちが良かったです。
映画2025年7月4日
第42 回吉川英治文学新人賞を受賞した武田綾乃の小説を原作にした鮮烈な青春映画『愛されなくても別に』が、7月4日公開となる。浪費家の母(河井青葉)に代わってアルバイトで生活を支えながら、奨学金で大学に通う主人公・宮田陽彩が、過酷な境遇を受 … 続きを読む
舞台・ミュージカル2025年7月4日
2019年に宝塚歌劇団を退団して以降、今も多方面で活躍を続ける紅ゆずる。7月13日から開幕する、ふぉ~ゆ~ meets 梅棒「Only 1,NOT No.1」では初めて全編ノン・バーバル(せりふなし)の作品に挑戦する。 物語の舞台は歌舞 … 続きを読む
舞台・ミュージカル2025年7月3日
グローバルな広がりを見せるKカルチャー。日韓国交正常化60周年を記念し、6月28日に大阪市内で上演された「職人の時間 光と風」は、数ある韓国公演の中でも異彩を放っていた。文化をただ“見せる”のではなく、伝統×現代、職人×芸人、工芸×舞台芸 … 続きを読む
映画2025年7月3日
1970年代に起こった連続企業爆破事件の指名手配犯で、約半世紀におよぶ逃亡生活の末に病死した桐島聡の人生を、高橋伴明監督が映画化した『「桐島です」』が、7月4日から全国公開される。本作で主人公の桐島聡を演じた毎熊克哉に話を聞いた。 -桐島 … 続きを読む
ドラマ2025年7月2日
磯村勇斗主演、堀田真由、稲垣吾郎が出演するカンテレ・フジテレビ系“月10ドラマ”「僕達はまだその星の校則を知らない」が7月14日から放送スタートする。本作は、独特の感性を持つがゆえに何事にも臆病で不器用な主人公・白鳥健治(磯村勇斗)が、少 … 続きを読む