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エンターテインメント・ウェブマガジン
それだけに、プロへの再挑戦に迷うしょったんに、鈴木が「もう自分のために戦う将棋は終わったんだろ?」と問い掛け、しょったんが何かに目覚めるシーンは象徴的に映る。
本作は、主人公しょったんの姿を通して、自分の好きなことを仕事にする苦痛と喜び、あるいは、好きなものを純粋に好きであり続けることの難しさ、諦めないことの大切さになどについて、改めて考えさせてくれる。そして、これは将棋の世界に限ったことではないと思い至るのだ。(田中雄二)
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