松田龍平、初段の免状を贈呈され笑顔 「弱いんですけど…大丈夫ですかね?」

2018年9月8日 / 16:16

森下卓九段(左)から初段の免状を贈呈された松田龍平

 映画『泣き虫しょったんの奇跡』の公開記念舞台あいさつが8日、東京都内で行われ、出演者の松田龍平、永山絢斗、渋川清彦、新井浩文、松たか子、窪塚愛流、原作者の瀬川晶司五段、豊田利晃監督が登場した。

 本作は、瀬川五段の自伝的小説を映画化。小学生から将棋一筋で生きてきた“しょったん”こと瀬川晶司(松田)が、一度は将棋と縁を切ったものの、35歳にして「やっぱりプロになりたい」と、再び人生を懸けた挑戦に出る姿を描く。

 満員の客席を見渡した松田は、主演作の公開に「感極まっています」とコメント。撮影の合間も、ずっと共演者と将棋を指していたそうで、「一時たらずとも将棋を忘れることはありませんでした」と語ると、渋川も「俺に負けると、龍平はすごく悔しがっていたよね」と明かした。

 イベント終盤には、日本将棋連盟から、松田に初段の免状が贈呈された。贈呈理由として、松田が「映画『泣き虫しょったんの奇跡』の主演を通じて、将棋文化の普及に寄与したこと」「実際に、撮影前から原作者で将棋監修者でもある瀬川晶司五段から指導を受けていたこと」などが挙げられたが、松田は「全然(将棋は)弱いんですけど…大丈夫ですかね?」と不安げにつぶやき、会場の笑いを誘った。

 それでも、同連盟の森下卓九段から免状を贈呈された松田は、うれしそうに免状を掲げ「松田初段です」と宣言。「僕に挑戦したい方がいらっしゃったらドシドシ(来てください)。受けて立つので」と冗談交じりに呼び掛け、会場を盛り上げた。

 最後のあいさつで松田は「いろんな人の思いが詰まった映画に出演することができて本当に幸せです。瀬川さんの半生を感じながら、自分と重ね合わせて素晴らしい体験ができました。僕は瀬川さんの気持ちを、正直に素直に演じたつもりなので、それが皆さんに伝わっていればいいなと思います」と熱い思いを観客に伝えた。

(左から)永山絢斗、松田龍平、松たか子


芸能ニュースNEWS

「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」「最後は皆に帰ってきてほしい」「話がとっ散らかったままどんどん膨らんでいく」

ドラマ2025年11月13日

「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」(フジテレビ系)の第7話が、12日に放送された。  脚本・三谷幸喜、主演・菅田将暉による本作は、1984年の渋谷「八分坂(はっぷんざか)」を舞台に、1人の演劇青年が老若男女総勢25人超の全 … 続きを読む

「スクープのたまご」“日向子”奥山葵がインタビューの現場で動揺 「イケメン実業家が連続不審死事件の犯人!?」「思わず叫んだ」

ドラマ2025年11月12日

 奥山葵が主演するドラマ「スクープのたまご」(TBS系)の第6話が、11日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、週刊文春を徹底取材して書かれた大崎梢氏の同名小説を実写化。大手出版社の「週刊誌」の編集部を舞台に、1人の若き新 … 続きを読む

「娘の命」“彩”香音の娘の誕生日会が衝撃の展開に 「新堂家の闇が深過ぎる」「DNA鑑定の結果が気になる」

ドラマ2025年11月12日

 齊藤京子と水野美紀がW主演するドラマ「娘の命を奪ったヤツを殺すのは罪ですか?」(カンテレ・フジテレビ系)の第6話が、11日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、55歳の母・篠原玲子(水野)が、壮絶なイジメで娘を死に追いや … 続きを読む

吉田栄作が「ハングリー・ハート」を弾き語りで披露 『スプリングスティーン 孤独のハイウェイ』公開直前イベント

映画2025年11月12日

 映画『スプリングスティーン 孤独のハイウェイ』公開直前プレミアイベントが11日、東京都内で行われ、俳優の吉田栄作が登壇した。本作は、ロック歌手ブルース・スプリングスティーンの若き日の苦悩を描く。  名曲「ボーン・イン・ザ・U.S.A.」を … 続きを読む

「じゃあつく」“勝男”竹内涼真が小籠包を手作りする姿に「リスペクト」の声 「“鮎美”夏帆と小籠包を食べるシーンは泣いた」「ヨリを戻してほしい」

ドラマ2025年11月12日

 夏帆と竹内涼真がW主演するドラマ「じゃあ、あんたが作ってみろよ」(TBS系)の第6話が、11日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、“恋人ファースト”ゆえに自分を見失ってしまった山岸鮎美(夏帆)と、“料理は女が作って当た … 続きを読む

Willfriends

page top