松田龍平、実在の棋士役を熱演 “泥沼”での撮影「もう1回やりたい」

2018年8月18日 / 18:04

 映画『泣き虫しょったんの奇跡』の公開記念トークイベントが18日、東京都内で行われ、主演の松田龍平、原作者の瀬川晶司五段、豊田利晃監督が登場した。

 本作は、瀬川五段の自伝的作品を映画化。小学生から将棋一筋で生きてきた“しょったん”こと瀬川晶司(松田)が、一度は将棋と縁を切ったものの、35歳にして「やっぱりプロになりたい」と、再び人生を懸けた挑戦に出る姿を描く。

 松田は「僕が初めて豊田さんと『青い春』(02)でご一緒したときから、豊田さんが将棋に縁のある方と聞いていた。いつか将棋の映画を撮ると思っていたし、そのときは絶対に出たいと思っていました」と明かした。

 本作で将棋の監修を務めた瀬川五段は、何度か撮影にも立ち会った。松田は「自分が演じる役の本人が現場に来るという特殊な撮影ですごく刺激的でした。瀬川さん本人から影響を受けることがたくさんあり、それが良かったと思います」とコメントした。

 撮影では、絶望した主人公の心情を表現するために松田が全身で泥沼に入るシーンもあったという。豊田監督は「セットを組み『これは1回しかできない』と言ってやったのに、松田さんが『もう1回やりたい』と言い出して…。スタッフも大騒ぎで服も全部洗って乾かして、泥も張り直してもう1回やった。そうしたら2回目は、本当に絶妙な沈み方をしたんです。さすが松田龍平…という感じでした」とエピソードを披露した。

 “役者魂”を絶賛された松田は「泥のやつが美容のジェルみたいな感じで、お肌がツルツルになるんです。『もう1回やれる』と言うから『マジっすか?』となって、もう1回やらせてもらいました」と冗談めかして笑いを誘った。

 映画は9月7日から全国ロードショー。


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