「どうする家康」第42回「天下分け目」 迫る関ケ原!存在感際立つ女性たち【大河ドラマコラム】

ドラマ2023年11月10日

 NHKで好評放送中の大河ドラマ「どうする家康」。11月5日放送の第42回「天下分け目」では、関ケ原の戦いに向けて主人公・徳川家康(松本潤)と石田三成(中村七之助)が、互いに自軍を有利に導こうと駆け引きを繰り広げた。  天下分け目の関ケ原の … 続きを読む

【週末映画コラム】共感を呼ぶ傑作か? 目を背けたくなる問題作か?『正欲』/『蟻の王』

映画2023年11月10日

『正欲』(11月10日公開)  不登校の息子が世間から断絶されることを恐れる検事の寺井(稲垣吾郎)。ある秘密を抱え、自ら世間との断絶を望む寝具販売員の夏月(新垣結衣)。夏月の中学の同級生で、彼女と秘密を共有する佳道(磯村勇斗)。心を誰にも開 … 続きを読む

「どうする家康」第41回「逆襲の三成」 家康、三成、茶々の二面性が生み出す物語の深み【大河ドラマコラム】

ドラマ2023年11月4日

 NHKで好評放送中の大河ドラマ「どうする家康」。10月29日放送の第41回「逆襲の三成」では、権力を掌握した主人公・徳川家康(松本潤)が政務を執り行う姿と、それに反発する大名たちの動きが描かれた。最終的には家康が会津の上杉景勝(津田寛治) … 続きを読む

【週末映画コラム】“戦争とゴジラ”に回帰した『ゴジラ-1.0』/眼鏡作りの先達たちへの思いを込めた『おしょりん』

映画2023年11月3日

『ゴジラ-1.0』(11月3日公開)  舞台は終戦直後の日本。戦争によって焦土と化し、文字通り「無(ゼロ)」になった東京に、追い打ちをかけるように突如ゴジラが出現する。ゴジラはその圧倒的な力で日本を「負(マイナス)」へと突き落とす。戦争を生 … 続きを読む

「どうする家康」第40回「天下人家康」 家康の“狸ぶり”を際立たせる絶妙なバランス【大河ドラマコラム】

ドラマ2023年10月27日

 NHKで好評放送中の大河ドラマ「どうする家康」。10月22日放送の第40回「天下人家康」では、豊臣秀吉(ムロツヨシ)亡き後の豊臣政権を支えてきた石田三成(中村七之助)が失脚し、ついに主人公・徳川家康(松本潤)が、武士の頂点に立った。  振 … 続きを読む

【週末映画コラム】カメラを回すという行為をひたすら見せる『愛にイナズマ』/どんでん返しが連続する多重構造のストーリー『ドミノ』

映画2023年10月27日

『愛にイナズマ』(10月27日公開)  26歳の折村花子(松岡茉優)は幼い頃からの夢だった映画監督デビューを目前に控え、気合十分。そんなある日、花子は魅力的だが空気が読めない舘正夫(窪田正孝)と運命的な出会いを果たす。  だが、花子は理不尽 … 続きを読む

【週末映画コラム】3時間26分が長く感じない『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』/人間とAIの問題に一石を投じる『ザ・クリエイター/創造者』

映画2023年10月20日

『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』(10月20日公開)  舞台は1920年代。第1次世界大戦で負傷したアーネスト・バークハート(レオナルド・ディカプリオ)は、おじのウィリアム・ヘイル(ロバート・デ・ニーロ)を頼ってオクラホマ州オーセージ … 続きを読む

「どうする家康」第39回「太閤、くたばる」合議制か、天下取りか? 揺れる家康の心情を表現した巧みな構成【大河ドラマコラム】

ドラマ2023年10月18日

「天下はどうせ、お前に取られるんだろう」 「なんもかんも放り投げて、わしはくたばる。あとは、お前がどうにかせい」  NHKで好評放送中の大河ドラマ「どうする家康」。10月15日放送の第39回「太閤、くたばる」では、太閤・豊臣秀吉(ムロツヨシ … 続きを読む

【週末映画コラム】コミカルなタッチが楽しめる集団スパイもの『オペレーション・フォーチュン』/春画愛を描いたコメディー『春画先生』

映画2023年10月13日

『オペレーション・フォーチュン』(10月13日公開)    英国諜報局MI6御用達の敏腕エージェント、オーソン・フォーチュン(ジェイソン・ステイサム)に下された新たなミッションは、100億ドルで闇取引されるとてつもなくヤバいブツ= … 続きを読む

「どうする家康」第38回「唐入り」松本潤、ムロツヨシ、北川景子、積み重ねた役の厚みが生んだ名演【大河ドラマコラム】

ドラマ2023年10月12日

「かつての底知れぬ怖さがあった秀吉ならば、そんなことは口にすまい。目を覚ませ。みじめぞ、猿!」  NHKで好評放送中の大河ドラマ「どうする家康」。10月8日放送の第38回「唐入り」で、主人公・徳川家康(松本潤)が、太閤・豊臣秀吉(ムロツヨシ … 続きを読む

「どうする家康」第37回「さらば三河家臣団」北条攻めが浮き彫りにした時代の変化に適応する難しさ【大河ドラマコラム】

ドラマ2023年10月6日

「世は、変わったのでござる」  NHKで好評放送中の大河ドラマ「どうする家康」。10月1日放送の第37回「さらば三河家臣団」で、主人公・徳川家康(松本潤)が語った言葉だ。  この回、北条攻めを決断した豊臣秀吉(ムロツヨシ)は、家康と共に北条 … 続きを読む

うそとまことの境界を描いた心理ミステリー『アンダーカレント』/モキュメント風のミュージカル劇『シアター・キャンプ』【週末映画コラム】

映画2023年10月6日

『アンダーカレント』(10月6日公開)  かなえ(真木よう子)は家業の銭湯を継ぎ、夫の悟(永山瑛太)と共に幸せな日々を送っていた。ところがある日、突然悟が失踪してしまう。かなえは途方に暮れながらも、一時休業していた銭湯の営業をどうにか再開さ … 続きを読む

特撮に目を見張るものがある『沈黙の艦隊』/大阪を舞台にしたピカレスクロマン『BAD LANDS バッド・ランズ』【週末映画コラム】

映画2023年9月29日

『沈黙の艦隊』(9月29日公開)    日本近海で、海上自衛隊の潜水艦がアメリカの原子力潜水艦に衝突して沈没する事故が発生。乗員76名が全員死亡したとの報道に衝撃が走るが、実は乗員は生存しており、衝突事故は日米が極秘裏に建造した日 … 続きを読む

「どうする家康」第36回「於愛日記」 家康の悩みを解決した優しさの連鎖【大河ドラマコラム】

ドラマ2023年9月29日

「情けではない。幸せになることは、生き残った者の務めであると、わしは思うぞ」  NHKで好評放送中の大河ドラマ「どうする家康」。9月24日放送の第36回「於愛日記」で主人公・徳川家康(松本潤)が語った言葉だ。  この回、家康は、かつて武田の … 続きを読む

「どうする家康」第35回「欲望の怪物」 物語を左右する家康、秀吉、三成のトライアングル【大河ドラマコラム】

ドラマ2023年9月22日

 NHKで好評放送中の大河ドラマ「どうする家康」。9月17日放送の第35回「欲望の怪物」では、関白・豊臣秀吉(ムロツヨシ)に臣従することを決意した主人公・徳川家康(松本潤)が上洛。秀吉との対面を経て、豊臣家家臣・石田三成(中村七之助)と出会 … 続きを読む

キアヌ・リーブスと真田広之、ドニー・イェンとの競演が見どころの『ジョン・ウィック コンセクエンス』/タートルズの青春物語『ミュータント・タートルズ:ミュータント・パニック!』【週末映画コラム】

映画2023年9月22日

『ジョン・ウィック コンセクエンス』(9月22日公開)  裏社会のおきてを破り粛清の包囲網を逃れたジョン・ウィックは、裏社会の頂点に君臨する主席連合からの解放を求めて立ち上がる。対する主席連合の若き高官グラモン侯爵(ビル・スカルスガルド)は … 続きを読む

スピード感にあふれたストレートなスポーツ映画を見た思いがする『グランツーリスモ』/ケネス・ブラナーによるシリーズ第3弾『名探偵ポアロ:ベネチアの亡霊』【週末映画コラム】

映画2023年9月15日

『グランツーリスモ』(9月15日公開)  ドライビングゲーム「グランツーリスモ」に熱中する青年ヤン・マーデンボロー(アーチー・マデクウィ)は、同ゲームのトッププレーヤーたちを本物のプロレーサーとして育成するため、競い合わせて選抜するプログラ … 続きを読む

「どうする家康」第34回「豊臣の花嫁」家康を支える本多正信の一味違った存在感【大河ドラマ コラム】

ドラマ2023年9月9日

 「だから、誰も巻き込まず、己1人で間者となった。罪をすべて1人で背負った。殿のご迷惑にならぬように」  NHKで好評放送中の大河ドラマ「どうする家康」。9月3日放送の第34回「豊臣の花嫁」のクライマックスで飛び出した本多正信(松山ケンイチ … 続きを読む

東京・下町に生きる家族と隣人が織り成す人間模様を描いた『こんにちは、母さん』/ディズニーランドの人気アトラクションを実写映画化した『ホーンテッドマンション』【週末映画コラム】

映画2023年9月1日

『こんにちは、母さん』(9月1日公開)  大会社で人事部長を務める神崎昭夫(大泉洋)は、職場では常に神経をすり減らし、家では妻との離婚問題や大学生の娘(永野芽郁)との関係に頭を抱える日々を送っていた。  ある日、久しぶりに母・福江(吉永小百 … 続きを読む

ストレートなボクシング映画『春に散る』/米中合作の海洋パニックアクション『MEG ザ・モンスターズ2』【週末映画コラム】

映画2023年8月25日

『春に散る』(8月25日公開)  不公平な判定で試合に負けたことをきっかけに渡米し、ボクシングをやめた後はホテル業界で成功した広岡仁一(佐藤浩市)が引退し、40年ぶりに帰国した。一方、黒木翔吾(横浜流星)は、同じく不公平な判定負けを喫してグ … 続きを読む

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