【大河ドラマコラム】「青天を衝け」第二十二回「篤太夫、パリへ」故郷・血洗島との距離感が際立たせる渋沢栄一の人間味

2021年7月16日 / 17:08

 最先端のVFX技術で見る者に新鮮さと驚きを与えながらも、人を思いやり、人を描くというドラマの本質は忘れない。それこそが渋沢栄一の生きざまそのものであり、この作品の根底に流れるテーマでもあるはずだ。そんなことを改めて思い出させてくれた第二十二回だった。(井上健一)

渋沢栄一(篤太夫)役の吉沢亮(中央)

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