【芸能コラム】やっぱり血は争えない! 脇で光る“くせ者”ぞろいの中堅2世役者たち

2019年12月29日 / 12:00

 舞台を中心に活動しているが、今年は『町田くんの世界』『新聞記者』など4本の映画、「セミオトコ」など6本のドラマに出演するなど、映像の世界でも売れっ子となった北村有起哉(45歳)の父は、紫綬褒章、勲四等旭日小綬章を受賞した名優・北村和夫だ。

 偉大過ぎる父を持ったが故に、有起哉は“2世”に対する反骨精神と、俳優養成所や日本映画学校などで学んだ演技力で現在の地位を確立。アウトローでニヒルな役柄は、まさに彼の真骨頂だ。今年は舞台「怪談 牡丹燈籠」で、父の当たり役だった伴蔵役も演じた。生前、「息子を役者にはしたくなかった」と話していたという父も草葉のかげで喜んでいることだろう。

 2世役者の個性が際立っているのは、親との違いを見せつけるための対抗手段でもあるのだろうか…。ともあれ、その血を受け継ぎ、自らの努力で培った確かな演技力で、脇でキラリと輝く中堅2世役者たち。今後の活躍も要チェックだ。(錦怜那)

平岳大 (C)2017 映画「関ヶ原」製作委員会

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