32年ぶりに新曲発表の太川陽介 代表曲「Lui-Lui」の2014年バージョンも収録!

2014年9月12日 / 15:56

 1970年代後半にアイドル歌手として活躍し、今もバラエティー番組や旅番組などで再ブレーク中の太川陽介が、32年ぶりに新曲をリリース! 書き下ろしの新曲3曲と、アイドル時代のヒット曲「Lui-Lui」(ルイルイ)などの代表曲が収録されたニューアルバム『時の旅人』が9月24日に発売される。

 

写真◎かしわだにたかし

―昨年からバラエティー番組や旅番組での活躍が話題となり、特にテレビ東京系の「ローカル路線バス乗り継ぎの旅」で人気が急上昇。まさに再ブレーク中ですね。

  ありがとうございます。でもね、だからってあまり肩の力は入ってないんです。僕としては普通に今まで通りだったのに、今年に入ってからなんか周りがザワザワし出しているなあって感じです(笑)。

―でも、この“ザワザワ”がニューアルバムにつながったわけですね。

 所属事務所からCDを出そうと思うと言われ、「あっ、そうなの?」って言っていたら、だんだん具体的になってきて、「本当にやるんだね」みたいな感じ(笑)。最初は新曲が1曲か2曲と、過去の曲を40曲集めたベスト盤を出そうという話だったのですが、どうせ出すならベスト盤じゃなくて新曲をメーンにしたアルバムにしようって僕が言ったんです。僕のことをずっと支えてくれたファンの方たちなら、きっと過去のアルバムを持っているだろうから、ベスト盤を出しても別にうれしくないよねって。じゃあどうせ出すのなら、いろんな人に聴いてもらえるアルバムにしたいと思ったんです。

―ニューアルバムには太川さんの代表曲4曲に加え、「旅」をテーマにした新曲が2曲と、ヒット曲「Lui-Lui」を現代風のポップチューンにアレンジした2014年バージョンが収録されています。

 新曲の「時の旅人」を作曲した馬場孝幸さんはね、僕がデビューしてから一緒にやっていたバンドのメンバーなんです。僕が作詞をして彼が作曲した曲がシングルにもなっているんですよ。今回、久しぶりに書いてよって僕からお願いしたんです。旅がテーマだから、楽しくなれて、歌いやすい曲を作ってよって。カラオケでみんなが一緒に歌えるような曲にしたくて、そうお願いしました。

―さらに、ボーナストラックとして香坂みゆきさんとのデュエット曲「あなたとラブ・レイン」も入っています。

 初めてのデュエット曲です。演歌みたいな感じというか、作曲の浜圭介先生いわく、「これは演歌じゃない。流行歌謡だ」と。とてもいい曲ですね。

―レコーディングをするのは32年ぶりでしたが、どんな気分でしたか?

  久しぶりで気持ちよかったです。スタジオでレコーディングをする感覚は、すっかり忘れちゃってましたけど(笑)。今回最初に録ったのが、デュエット曲「あなたとラブ・レイン」だったのですが、ヘッドホンをして歌うんですけど、久しぶりだからヘッドホンをすると歌いづらいんです。だから、半分ずらして肉声を聴きながら歌ったりしてたけど、2曲目からだんだん感覚がつかめてきて、どんどん楽しくなってきましたね。スタジオの雰囲気って、やっぱり楽しいなあって。その感覚がよみがえってきました。同時に、つらかったこともよみがえってきたけど(笑)。

―つらかったこととは?

 デビューしたばかりのころは歌が下手で、「Lui-Lui」のときも都倉(俊一)先生に「もういい、今日は終わり!」とか言われてね。もう一回歌わせてくださいと言っても、「今日はもういい」という感じで突き放されて、本当に怖かったですね。特にデビュー曲のときは何日もスタジオに通って、それでもダメと言われて、帰りのタクシーの中で悔しい思いをしたりして…。だから、デビューのころはレコーディングが楽しくなかったんです。歌っていても音程のことばかり気にしていました。

―今回の2014年バージョン「Lui-Lui」のレコーディングは楽しめましたか?

 新しいアレンジに乗りながら、本当に楽しくできました。今回オリジナルバージョンも収録されていますが、だからこそ声のキーを変えたくなかったんです。18歳の時と同じキーで歌いたかったんです。だって、「こいつ、年取ってキーを下げたな」と思われるのはしゃくじゃないですか(笑)。そこはこだわりました。声の質は昔の方が優しいかな。か細いというか、今の声は芯があるかもね。そんな新旧の違った部分も聴き比べてほしいですね。

―旅番組のロケに行ったついでに、ニューアルバムのプロモーションができそうですね(笑)。

 キャンペーンに行きたいですね。デビューしたころは土・日曜はいつも地方に行ってましたから。「Lui-Lui」のころもね。デパートやスーパー、レコード店に毎週行ってました。当時はね、お客さんの足を止めて歌を聴いてもらうことが大事だったわけです。キャンペーンに行くと司会者さんがいるんですけど、地方の司会者さんってあまりうまくなくてね。いつもマネジャーと掛け合いみたいなことをやっていました。そうするとお客さんが足を止めて僕たちの掛け合いを聞いてくれるんです。ところが歌になると帰っちゃう…。歌を聴いてもらうために一生懸命しゃべっているのに、歌になるとゾロゾロって帰っちゃう。だから今度は歌で帰さないようにしないとね。それが目標です(笑)。

 

ボーナストラックとして香坂みゆき(右)とのデュエット曲「あなたとラブ・レイン」も収録 写真◎かしわだにたかし

■作品データ
アルバム『時の旅人』
9月24日発売、2000円
発売元:ビクターエンタテインメント

■プロフィール
たがわ・ようすけ
1959年1月13日生まれ、京都府出身。76年、「陽だまりの中で」でレコードデビュー。翌77年、3曲目の「Lui-Lui」がヒットし、同年の日本レコード大賞をはじめ、各音楽大賞の新人賞を獲得。78年からNHKの音楽番組「レッツゴーヤング」の司会を務めるなど、70年代を代表するアイドルとして人気者に。その後、アイドル歌手から俳優・タレント業に転向。舞台、ラジオ、テレビなどで幅広く活躍中。芸能生活38年初の著作『ルイルイ仕切り術 人生も会社も路線バスの旅も成功に導く40のツボ」が9月10日に発売された。

 

■銀座山野楽器本店7FイベントスペースJamspotにて、太川陽介スペシャルイベント開催決定!

太川陽介 ニューアルバム『時の旅人』発売記念ミニライブ & 握手会
スペシャル・ゲスト:香坂みゆき
日時:2014年10月27日(月)16:30~
会場:銀座山野楽器 本店 7F イベントスペースJamspot
対象商品:2014年9月24日発売 CD 『時の旅人』 1852円+税
<備考>要招待券 
上記対象商品を山野楽器ソフト取り扱い店及びWEBショッピングにてご予約およびご購入いただいた方に、先着順にてご招待券を差し上げます。

銀座山野楽器本店イベント情報:
https://www.yamano-music.co.jp/docs/event/index_honten.html


特集・インタビューFEATURE & INTERVIEW

ドラマ「惡の華」鈴木福&あの、互いの印象を語る「熱量が一緒だなと…」「こんなにお調子者でボケるとは」【インタビュー】

ドラマ2026年4月21日

 鈴木福とあのがW主演するドラマ「惡の華」が毎週木曜24時からテレ東系で放送中だ。押見修造氏の同名漫画をドラマ化した本作は、少年・少女の「不安」「葛藤」「痛み」など、思春期の心の変化を描いた壮絶な青春物語。ある日、ひょんなことから憧れのクラ … 続きを読む

礼真琴&柚希礼音が宝塚歌劇団退団後、初共演「力を合わせて頑張りたい」 「BOOP! The Musical」【インタビュー】

舞台・ミュージカル2026年4月21日

 礼真琴と柚希礼音が出演する「BOOP! The Musical」が5月27日に開幕する。本作は、1930年代にアメリカで誕生したアニメーションキャラクター「ベティー ブープTM」が、白黒アニメーションの世界から、カラフルで活気あふれる現代 … 続きを読む

【映画コラム】4月前半公開の映画から『俺たちのアナコンダ』『ハムネット』『1975年のケルン・コンサート』

映画2026年4月16日

 『俺たちのアナコンダ』(4月3日公開)  少年時代から映画作りを愛してきた幼なじみのダグ(ジャック・ブラック)とグリフ(ポール・ラッド)は、パニックスリラー映画『アナコンダ』(97)が大好きだった。  40代を迎えた現在、ダグは映画監督の … 続きを読む

風間俊介「人生の中で特別な時間が刻まれる」 鴻上尚史の代表作「トランス」に挑む【インタビュー】

舞台・ミュージカル2026年4月15日

 風間俊介、岡本玲、伊礼彼方が出演する、KOKAMI@network vol.22「トランス」が4月28日から上演される。1993年に初演された本作は、3人の登場人物たちによる妄想と現実が入り乱れた物語。鴻上尚史の代表作のひとつである本作を … 続きを読む

浜辺美波「池松壮亮さんから様々な刺激をいただいています」大河ドラマ初出演で豊臣秀吉の妻・寧々を好演【大河ドラマ「豊臣兄弟!」インタビュー】

ドラマ2026年4月11日

 NHKで好評放送中の大河ドラマ「豊臣兄弟!」(総合 毎週日曜 夜8:00~ほか)。戦国時代、主人公・豊臣秀長(=小一郎/仲野太賀)が、兄の秀吉(=藤吉郎/池松壮亮)を支え、兄弟で天下統一を成し遂げるまでの軌跡を描く物語は快調に進行中だ。本 … 続きを読む

page top