鈴木ちなみ「一緒に旅をしている気分になってほしい」 「TOP OF THE WORLD」DVD第2弾が発売に

2014年7月4日 / 15:09

 フジテレビ「めざましどようび」の人気コーナーで、タレントの鈴木ちなみが世界を旅した「TOP OF THE WORLD」のDVD第2弾が6月27日に発売された。発売に際して鈴木がインタビューに応じ、旅の思い出を振り返るとともに、旅の魅力や収録に懸けた思いを語った。

 今回は視聴者からDVDに収録してほしい国を募集し、その中から人気の高かった4カ国(フランス、オーストラリア、UAE=アラブ首長国連邦、パラオ)を収録。ロケの裏側を捉えたメーキング映像や、新たに撮り下ろしたインタビュー映像などの特典映像も収められている。

「TOP OF THE WORLD」DVD第2弾が発売になった鈴木ちなみ

-DVDの第2弾が発売になりましたが、心境はいかがですか。

  うれしいです。番組を見逃してしまった人や、海外に行きたくても時間や費用の関係でなかなか行けないという方に見ていただき、一緒に旅をしている気分を味わっていただけたらと思います。

-今回の収録分で特に印象的だった国やそこでのエピソードを教えてください。

  UAEはすごく暑かったです。初めて砂漠を訪れたのですが、どこまでも広がる砂の景色が圧巻でした。あとはフランスのナントで見た機械仕掛けで動くゾウです。すごくメカニックなのに表面は木や皮で作られていてちょっと温かみがあり、本物のゾウのようでとても驚きました。

-海外ロケの中で大変な思いをしたことや困ったことはありましたか。

  ご飯がおいしくて食欲をセーブするのが大変でした(笑)。

-海外の食事では、初めて体験する“味”もあったと思いますがいかがでしたか。

  海外で和食が恋しくなる人はたくさんいると思いますが、私はその土地のものを食べるのがすごく好きなんです。初めて味わう調味料もあるし、日本と同じ食材を使っていても調理法がまったく異なったりもするので、それらも含めて楽しむために基本的には現地の料理しか食べませんでした。

-今回のロケでプールや海へは行きましたか?

  UAEではプールに行き、オーストラリアとパラオでは海に行きました。パラオではダイビングなどのアクティビティーも楽しみました。

-鈴木さんが水着姿ではしゃぐ姿に癒やされるという視聴者の声も多いようですが、体形を維持するために気を付けていることがあれば教えてください。

  ストレッチと食事です。おなかがすいている状態でメニューを見るとたくさん食べられる気がしてどうしても多く頼んでしまうので、その前にチョコレートを一片かじって、冷静な気持ちでメニューと対峙(たいじ)できるようにいつも心掛けています(笑)。

-プールの急なスライダーなど、普通の人はおじけづくようなシーンでも、鈴木さんは「楽しそう」「行ってきます!」とその状況を楽しんでいるようにも見えます。恐怖を感じることはあまりないのでしょうか。

  怖さよりも“ここを滑ったらどんな気分なんだろう”という好奇心の方が強いです。私は視聴者に「この国に行ってみたい」、「この場所でこういうことをしてみたい」と思っていただくためにリポートをしているので、私が怖がっていたらその良さが伝わりません。ですから、いつも楽しくということを心掛けていました。

-そのほかにリポーターとして心掛けたことはありますか。

  このコーナーは基本的には台本がありません。もちろん国の名前やお店の名前など、固有名詞に関するものには多少はありましたが、それ以外は「自由に思ったことを話して」というスタンスです。なので、その国に一歩足を踏み入れたときから自分の心のアンテナを全開にして“なんでこんな建物があるのだろう”など、たくさん疑問を持つようにし、分からないことはすぐにコーディネーターの方に聞きました。あとは面白いと思ったものがあれば、すぐ声に出すようにしていました。

-鈴木さんは英語がお得意だとお聞きしましたが。

  文法はまだ苦手ですが、英語で話すのは好きです。言語はあくまで“この国の人のことをもっと知りたい”といった好奇心の延長線上にあるコミュニケーションツールの一つだと思っています。実際に海外ロケのときには、まずは自分の伝えたい気持ちを大事にして、ジェスチャーを交えながら地元の人に「これおしいしい」、「ナイス!」などと伝えていました。

-今年の3月で「TOP OF THE WORLD」のコーナーは終わってしまいましたが、コーナーを通じて成長したと思う部分はありますか。

 2年間で22カ国を回ったので地球10周をしたみたい。自分でもびっくりしています(笑)。本当にいろんな経験ができたし、その土地の香り、景色、さまざまな情報が自分の中に蓄積されました。ロケを通じて初めて会う人ともすぐに仲良くなれるようになったし、度胸もついたと思います。2年間、大きなトラブルもなくやってこられて本当に良かったと思います。

「TOP OF THE WORLD2」


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