北村有起哉「戯作者たちの生きざまを演じる」 こまつ座が「戯作者銘々伝」を上演 

2015年5月12日 / 17:59

 (前列左から)作・演出の東憲司氏、新妻聖子、北村有起哉、西岡徳馬、こまつ座代表取締役の井上麻矢氏、(後列左から)相島一之、山路和弘、玉置玲央、阿南健治

 井上ひさしの関連作品を専門に上演するこまつ座の舞台「戯作者銘々伝(げさくしゃめいめいでん)」の公開稽古が12日、東京都内で行われ、出演者の北村有起哉、新妻聖子、玉置玲央、相島一之、西岡徳馬ほかが取材に応じた。

 本作は、江戸時代の戯作者たちが、幕府の弾圧に反発しながら“笑い”に命を懸ける姿を描く。

 主役の山東京伝を演じる北村は「こまつ座の新たな輝かしい一歩目。小説を基に戯曲にするというのは、なかなか簡単にいくものではないと、日々肉体を通じて痛感しています。江戸の社会、政治に風刺でかみついた戯作者たちの生きざまを、現代の皆さまの目の前で生き生きと描かせていただければ」と意気込みを語った。

 唯一の女性キャストで三役を演じる新妻は「奮闘の毎日。京伝の先妻と後妻の両方を演じるということで、いささか複雑な気分ではありますが、京伝さんの妻を二度味わえるのはおいしい感じなのかなとも思います」とあいさつした。

 新妻は「男性の偉人伝ですが、その中でも確かに女性が生きた証しがある、ということを及ばずながら表現できたら」と言葉に力を込めた。

 舞台は24日~6月14日に都内、紀伊國屋サザンシアター、6月20日に兵庫県立芸術文化センターで上演。


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