草なぎ先生、教壇に立つ!? 生徒に俳優道を指南「緊張していい」

2013年6月3日 / 13:06

 映画『中学生円山』の大ヒット御礼舞台あいさつが2日、東京都内で行われ、主演のSMAP・草なぎ剛が出席した。

 登場した草なぎは「中学生円山ー!」と謎のポーズを決めてみせるなどノリノリ。客席から大きな笑いが起こると「もう20回ぐらい舞台あいさつをやっていて、弾けたトークができない自分の力の無さにびっくりする」と明かし、「マスコミの方が入っているので、今日の僕はつまらないです! 入ってないと面白いんですけど、緊張しちゃって」と開き直った。

 公開から2週間ほどたち、周りの反響を聞かれると「いろんな方が、『剛、最高だよ』って言ってくれます」と手応え。稲垣吾郎からも「『中学生』、最高だよ」と言われたそうで、「見たのかどうか怪しい感じだったけど、言っておかないと気まずかったんでしょうね。吾郎くんはすごく空気が読める方なので」と笑いを誘った。

 トークの途中で突然チャイムが鳴り響き、中学生の制服に身を包んだ10人が学校の机と椅子を運び込みながら登壇。この10人はフジテレビで放送中の香取慎吾主演ドラマ「幽かな彼女」の生徒役で、両作とも中学生を描くことからコラボレーションが実現。草なぎも設置された教壇に立ち、即席の“中学校教師”となった。

 まずは一人一人出席を取り、「先生は毎週見てるよ。まさか杏ちゃんにあんな過去があるとはね。いじめ問題があったりしてね、お化けを絡めて、ストーリー的にちゃんと真っ正面から取り組んでいるのがいいよね」とちょっとアバウトな感想を語ると「どう? 合ってるでしょ」と得意げ。

 生徒の一人でジャニーズJr.の森本慎太郎は滝沢秀明と木村拓哉に憧れているといい、「滝沢さんは舞台の座長とかをやっていて、なんでもできるから尊敬してます。木村さんは本当にかっこいい」と瞳を輝かせた。これに草なぎ先生が「剛くんは? かっこよくない?」と尋ねると「『任侠ヘルパー』とか、ドラマを見させていただいて、すごく勉強になります」と返ってくると、ホッと安堵(あんど)の表情を浮かべた。

 山本舞香からは「中学生の男子ってああいうことを考えてるんだと思って、引きました」と映画の率直な感想が飛び出すと、草なぎ先生も「引くよね~」と同意。「目がぱっちりしてるね。有名な女優さんになったら、僕のことを指名してね」とアピールしていた。

 過去に共演経験のある森迫永依には「すごい大人になったね!」と驚きの表情。長ゼリフの覚え方を問われると「車の中って揺れて景色も変わるし頭が転換できるから、移動中に覚えるのもいいですよ」と先生らしくアドバイス。

 また、仕事と学業の両立の仕方を聞かれると、「僕も中学1年からこのお仕事をして、一番最初に就いた職業がSMAPだった」とポツリ。「両立は迷ったりするけど、頑張ると何年かしたら逆に力になる。いつか必ず、それが成功につながるよ」と優しく語り掛けると、客席からも拍手が起こった。

 さらに、ラブシーンなどで恥ずかしくなったりしないのかとの純粋な問い掛けには「カメラや照明、みんな見てるわけだから恥ずかしいよね。僕はいつも緊張してます。緊張していないときがない」と照れ笑い。「『カメラの前に立って変に芝居をしなくても、おまえの中の芝居の神様が芝居をやるから緊張していいんだ』ってたくさんの先輩に言われた。高倉健さんもそう言ってくれたよ」と先輩の教えを後輩たちに伝え、先生としての授業を全うしていた。

 


芸能ニュースNEWS

「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」「まさに『ノー・シェークスピア ノー・ライフ』というドラマだった」「最後はうるじい(井上順)もトニー(市原隼人)も楽しげに稽古していてよかった」

ドラマ2025年12月18日

 「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」(フジテレビ系)の第11話(最終話)が、17日に放送された。  脚本・三谷幸喜、主演・菅田将暉による本作は、1984年の渋谷「八分坂(はっぷんざか)」を舞台に、1人の演劇青年が老若男女総 … 続きを読む

「スクープのたまご」通報かスクープか…週刊誌記者が直面  「『週刊千石』はいいチーム」「人脈と信頼が大切」

ドラマ2025年12月17日

 奥山葵が主演するドラマ「スクープのたまご」(TBS系)の第11話が、16日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、大手出版社の「週刊誌」の編集部を舞台に、1人の若き新人記者・信田日向子(奥山)の目を通して“週刊誌の存在意義 … 続きを読む

「新東京水上警察」最終回、ラストの意味深な人影に考察合戦展開 「まさか黒木? 続編あるのか?」「続編は礼子が刑事に?」

ドラマ2025年12月17日

 佐藤隆太が主演するドラマ「新東京水上警察」(フジテレビ系)の最終話が、16日に放送された。(※以下、ネタバレあり)  本作は、水上警察を題材にし、佐藤隆太演じる碇拓真刑事と水上警察署のチームが、東京の海や川を警備艇で駆け巡り事件を追う、大 … 続きを読む

「娘の命」“沙織”新川優愛の狂気が爆発 「レイコの孤独が胸に刺さった」「復讐に成功してほしい」

ドラマ2025年12月17日

 齊藤京子と水野美紀がW主演するドラマ「娘の命を奪ったヤツを殺すのは罪ですか?」(カンテレ・フジテレビ系)の第11話が、16日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、55歳の母・篠原玲子(水野)が、壮絶なイジメで娘を死に追い … 続きを読む

「ちょっとだけエスパー」「また野木亜希子さんの脚本にやられた」「結局、生きていくことが最大のミッションなんだな」

ドラマ2025年12月17日

 「ちょっとだけエスパー」(テレビ朝日系)の第9話(最終話)が、16日に放送された。  本作は、会社をクビになり、人生詰んだサラリーマン(大泉洋)が、“ちょっとだけエスパー”になって世界を救う姿を描く完全オリジナルのSFラブロマンス。脚本は … 続きを読む

Willfriends

page top