エンターテインメント・ウェブマガジン
山下智久が主演するドラマ「ブルーモーメント」(フジテレビ系)が今夜最終回を迎える。同名コミックが原作の本作は、甚大な気象災害によって脅かされる人命を守るべく、知恵と知識を駆使して現場の最前線で救助に立ち向かう内閣府直属チームSDM(特別災害対策本部)メンバーの奮闘物語。
最終話では、観測史上最強クラスの台風が東日本に迫っている影響で遠隔豪雨が埼玉で発生。SDMのチーフで気象研究官を務める晴原柑九朗(山下)らは救助に全力を注ぐが、初めて一般人の死者が出てしまう。「最後まで戦い続ける」と覚悟を決めた晴原は台風が迫っている東京へ向かい…。
最終回の放送を控え、主人公の晴原を演じた山下が取材に応じ、ロケを完走した心境や最終回の見どころ、続編の可能性などを語った。

(C)フジテレビ
気象のお話で雨を降らせたり、風を吹かせたり、物理的にとても大変な撮影ではあったのですが、まず何よりも大きなけがや事故がなく無事に終えることができてうれしく思います。クランクアップした実感はまだ湧かないので1週間、2週間と経ったときに寂しさを感じるのかなと思います。
リアルタイムで見てくださっている方も配信で見てくださる方も含めて、たくさんの方に愛される作品になっているなと感じました。メッセージもたくさんいただきましたし、それがモチベーションになっていたので本当に感謝しています。
晴原という人の軸がどこにあるのかというのは、忘れないように心掛けていました。自分が乗り越えなければならない試練とどう向き合っていくのか、これから先どうしていくのか、過去と今と未来という現在地と目的地というのをしっかり頭の中の地図で描いて進んでいくことに気を付けて演じました。
大掛かりなロケのシーンもあったのですが、個人的にはせりふが本当に多くて、普段耳にしない言葉がとても多かったので、そこが一番大変でした。1番苦手な科目の試験期間がずっと続いて全く終わらない感じで、4カ月間、ずっと試験期間と思ってくれたら僕の気持ちをすごく理解してもらえると思います(笑)。
大変な仕事だなというのを改めて実感しましたし、それと同時に人生の大変な時間、厳しい時間を共に過ごせる仲間の大切さにも改めて気付かせていただきました。それから日本は災害が多い国なので、自分自身もしっかり準備をして災害に備えていきたいなと思いました。
非常食を用意しておくくらいしかできていないのですが、例えば小さい笛をかばんに付けたり、近くにあると災害が起きたときに助かる確率が格段に上がるらしいので、小さいことですし、いつ使うか分かりませんが、そういう備えをしていきたいなという気持ちがあります。
映画2025年12月30日
2026年1月1日全国公開となる『迷宮のしおり』は、「マクロス」、「アクエリオン」シリーズなどで知られる河森正治監督初のオリジナル長編アニメーションだ。 引っ込み思案な女子高生・前澤栞(声:SUZUKA(新しい学校のリーダーズ))は、親 … 続きを読む
舞台・ミュージカル2025年12月29日
映画『うちの弟どもがすみません』やドラマ『リベンジ・スパイ』など、数々の映画やドラマ、舞台で活躍する織山尚大の3年ぶりの主演舞台となる「エクウス」が1月29日から上演される。本作は、実際に起きた事件を基に描かれた、ピーター・シェーファーに … 続きを読む
映画2025年12月28日
今回は、筆者の独断と偏見による「2025年公開映画ベストテン」を発表し、今年を締めくくりたいと思う。 【外国映画】 2025年公開の外国映画を振り返った時に、今年の米アカデミー賞での受賞作は最近の映画界の傾向を象徴するようで興味深いもの … 続きを読む
ドラマ2025年12月26日
今年のヒットドラマ、Netflixシリーズ「おつかれさま」。子どもから親へと成長していく女性の人生とその家族を描き、幅広い世代から支持され大きな話題を呼んだ。IU(アイユー)との二人一役で主人公エスンを演じたムン・ソリに、ドラマの振り返り … 続きを読む
映画2025年12月24日
脚本家としても著名な荒井晴彦監督が、『花腐し』(23)に続いて綾野剛を主演に迎え、作家・吉行淳之介の同名小説を映画化した『星と月は天の穴』が12月19日から全国公開された。過去の恋愛経験から女性を愛することを恐れながらも愛されたい願望をこ … 続きを読む