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石原さとみが主演するドラマ「Destiny」(テレビ朝日系)の最終話が、4日に放送された。(※以下、ネタバレあり)
野木真樹(亀梨和也)が容疑者となった「野木邸放火事件」の現場で目撃され、撮影された写真に写り込んでいた人物は、元総理・東忠男(伊武雅刀)の秘書の秋葉洋二(川島潤哉)だった。
「横浜地検」中央支部の検事・西村奏(石原)は、20年前の「環境エネルギー汚職事件」の“真相を封じ込めた”父の死、友人・及川カオリ(田中みな実)の事故、真樹の失踪、そして放火事件…全てがつながっていると確信し、真樹の父・野木浩一郎(仲村トオル)に真実を教えてほしいと懇願する。
全ての事件について「無関係だとは思えない。あなただけが知っていることがあるはず」と切実な思いで問い掛ける奏に、浩一郎は重い口を開く…。
最終話では、検事として「野木邸放火事件」を解決へと導き、父を死に追いやった「環境エネルギー汚職事件」の真相を明らかにした奏。
ラストシーンでは、奏が真樹に「絶対に元気になってね。さようなら」と“運命に翻弄(ほんろう)された恋”に別れを告げる。真樹は、そんな奏に「分かった。そうだよな」と、こみ上げる気持ちを飲み込み、「生きようと思わせてくれて、ありがとう」と告げ、2人は別れを選択する。
しかし、真樹の元を離れ、交差点を渡った奏は「振り返ってはいけない」と自分に言い聞かせながらも、振り返ってしまう…。そこには、ほほ笑む真樹の姿があり、たまらず真樹の元へと駆け出すシーンで本作はエンディングを迎えた。
放送終了後、SNS上には、このエンディングについて「最後のシーンは、真樹がはかなげで消えそうで、すてきだった」「ラストシーンの2人が美しかった。奏と真樹は元サヤに戻ったと思いたい」「振り向いて『真樹ー!』って飛び込んで行ったのがかわいかった。女心を見せてもらった」といった声が集まった。
一方で、「奏は真樹を好きだから仕方がないけれど、奏の元婚約者が不憫(ふびん)でならない」「過去の問題は解決したのだから、思い出に決別して、貴志さんと共に新たな人生を歩むべきと思った」「貴志の方が幸せになれると思う。奏は危なっかしい男性を放っておけない女性のかな」といった意見も寄せられた。
このほか、「奏と貴志さんは、検事と医師としてプロ意識が高くてカッコよかった」「すごくいい終わり方。事件を秘書が勝手にやりましたということにならなくて良かった」といった感想も寄せられた。
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