エンターテインメント・ウェブマガジン
阿部サダヲが主演する「不適切にもほどがある!」(TBS系)の第10話(最終回)が、29日に放送された。
本作は、中学校の体育教師・小川市郎(阿部)が、ひょんなことから1986年から2024年へタイムスリップし、昭和の駄目おやじの「不適切」発言が令和の停滞した空気をかき回す、意識低い系のタイムスリップコメディー。脚本は宮藤官九郎氏。(*以下、ネタバレあり)
タイムマシンバスが運行できるのも残り1往復。ついに昭和に戻る決心をした市郎は、令和での身辺整理を着々と進めていた。
最後のタイムスリップは落ち込んでいる渚(仲里依紗)のために使おうと決めた市郎は、秋津(磯村勇斗)やゆずる(古田新太)、井上(三宅弘城)らに別れを告げ、渚と共にバスに乗り込み昭和へ向かう。
昭和に戻り、すっかり真面目な受験生となった純子(河合優実)に再会した市郎。だが、変わったのは純子だけではなく、令和になじんだ市郎の内面もまたアップデートされていた。
昭和マインド全開の中学校のありように疑問を持ちつつ、これから起こる自分たちの未来について思いをめぐらした市郎は…。
放送終了後、SNS上には「2024年当時の表現をあえて使用しました」という最後のテロップについて、「最後のテロップにジーンとした。いつか今も過去になるんだよね」「現在の考え方も、将来的には“不適切”になるということ。問題提起としての作品の意義は十分にあったと思う」「これからの30年をどう生きるかを考えるためのドラマだった。人間はさほど変わりはしないが、世の中は変わっていく。粋なテロップだった」「2054年にこのドラマを見た人たちが、『2024年ってわざわざ寛容とか言わなきゃいけない時代だったの? 生きづらい』って思うような、寛容が当たり前の時代になっているといいなあ」といった声が上がった。
また、「『寛容になりましょう音頭』は植木等のオマージュ? 頭の中で流れまくっている」「『バック・トゥ・ザ・フューチャー』で締めてくれてうれしかった。そして何より阿部サダヲが素晴らしかった」「最終回のネタバレと考察! 最後のテロップとラストの伏線回収を見ていると続編あり?」といったコメントもあった。
舞台・ミュージカル2024年11月21日
松竹創業百三十周年「双仮名手本三升 裏表忠臣蔵」取材会が21日、東京都内で行われ、市川團十郎が登壇した。 2年間にわたる襲名披露興行を終えた十三代目市川團十郎。今回の公演では、寛延元年(1748年)に初演されて以来、およそ280年にわた … 続きを読む
ドラマ2024年11月21日
藤原竜也が主演するドラマ「全領域異常解決室」(フジテレビ系)の第7話が、20日に放送された。(※以下、ネタバレあり) 雨野小夢(広瀬アリス)は、自分が天宇受売命という神だと気付く。そして話は、4カ月前にさかのぼる。全決で食事を振舞ってい … 続きを読む
ドラマ2024年11月20日
遠藤憲一が主演するドラマ「民王R」(テレビ朝日系)の第5話が、19日に放送された。(※以下、ネタバレあり) 本作は、2015年に遠藤憲一・菅田将暉のW主演で放送された痛快政治エンターテインメント「民王」の続編で、総理大臣・武藤泰山(遠藤 … 続きを読む
ドラマ2024年11月20日
藤岡真威人が主演するドラマ「ウイングマン」(テレビ東京系)の第5話が、19日深夜に放送された。(※以下、ネタバレあり) 本作は、特撮オタクの高校生・広野健太(藤岡)が、異次元から来たアオイ(加藤小夏)のドリムノートに、空想のヒーロー“ウ … 続きを読む
ドラマ2024年11月20日
ドラマ「あのクズを殴ってやりたいんだ」(TBS系)の第7話が、19日に放送された。 本作は、人生どん詰まりの主人公・ほこ美(奈緒)が、カメラマンの葛谷海里(玉森裕太)と出会い、一念発起してボクシングを始める姿を描いた、クズきゅんラブコメ … 続きを読む