米倉涼子「俳優を天職だと確信したことはない」 「悔しいなと思いながら生きている」

2022年1月11日 / 06:09

綾野剛(左)と米倉涼子 (C)エンタメOVO

 Netflixシリーズ「新聞記者」ワールドプレミアイベントが10日、東京都内で行われ、出演者の米倉涼子、綾野剛、横浜流星と藤井道人監督が登壇した。

 本作は、2019年に公開された映画『新聞記者』を、キャストを一新してドラマ化。米倉は、新聞業界の異端児と呼ばれる記者の松田杏奈を、綾野は理想を抱きつつも組織の論理に翻弄(ほんろう)される若手官僚の村上真一を演じた。

 藤井組に初参加となった米倉は「粘り強さといえば横に出る者がいない藤井監督。(撮影中は)つらいときもありました。だけどこの監督に付いていこう、委ねようと思ったのは、どんな質問をしてもすぐ返ってくる、どんなときも、こんなふうにしてほしいという思いが伝わってきたから。そんな監督と出会えてラッキーでした」と語った。

 観客からの質問で、「俳優に向いていないかもしれないと思ったことはある?」と尋ねられると、「私はこの仕事が天職だと確信したことはないんです。ただ、やってやるという思いと、せっかく始めたことはやり通してやりたいという思いで…」と回答。

 続けて、「私は隣の芝が青く見えるタイプ。自分に納得したことはなくて、あの人の方がいいなといつも思っちゃう。まだまだ自分に足りないものが多いということ。でも、向いていないと思っても、それを超えてやろう、クソ野郎という思いできた」と明かした。

 さらに、「悔しいなと思いながら生きています。そういう気持ちが湧き立たないと次のエネルギーにはならない。どんな居場所も楽なことなんてきっとないと思っているので」と語った。

 最後は、「壁やつらい思いも、ぶち当たって超えてみないと分からないことがある。これからもっと泥まみれになってください」と笑顔で呼び掛けた。

 「新聞記者」は1月13日、Netflixで全世界同時独占配信。


芸能ニュースNEWS

「ぼくたちん家」初恋を語る“玄一”及川光博のせりふに反響 「前を向けるいい言葉」「玄一さん、すごい。名言だ」

ドラマ2025年11月3日

 及川光博が主演するドラマ「ぼくたちん家」(日本テレビ系)の第4話が、11月2日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、主人公の心優しきゲイ・波多野玄一(及川)と、彼が出会ったクールなゲイの青年・作田索(手越祐也)、トーヨコ … 続きを読む

「ザ・ロイヤルファミリー」「毎週オッサンたちに泣かされる」「目黒蓮は予想外の役だった」

ドラマ2025年11月3日

 日曜劇場「ザ・ロイヤルファミリー」(TBS系)の第4話が、2日に放送された。  妻夫木聡主演の本作は、早見和真の同名小説をドラマ化。競馬の世界を舞台に、ひたすら夢を追い続けた熱き大人たちが、家族や仲間たちとの絆で奇跡を起こしていく、人間と … 続きを読む

「ひと夏の共犯者」“巧巳”橋本将生が“澪”恒松祐里の手を引くシーンに反響 「2人が幸せそうでかわいい」「将生くんの眼差しがいい」

ドラマ2025年11月2日

 timeleszの橋本将生が主演するドラマ「ひと夏の共犯者」(テレ東系)の第5話が、31日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、大学生の主人公・岩井巧巳(橋本)が、推しのアイドル・片桐澪(恒松祐里)との夢のような同居生活 … 続きを読む

「良いこと悪いこと」“宇都見”木村昴の正体に視聴者仰天 「ラストの展開に目が飛び出た」「怖っわ…」

ドラマ2025年11月2日

 間宮祥太朗と新木優子がW主演するドラマ「良いこと悪いこと」(日本テレビ系)の第4話が、1日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、鷹里小学校・6年1組のリーダーだった高木将(間宮)が、22年ぶりにタイムカプセルを掘り起こし … 続きを読む

「コーチ」「指導されるゲスト刑事と犯人のキャスティングが面白い」「コーチの過去がとても気になる」

ドラマ2025年11月2日

 「コーチ」(テレビ東京系)の第3話が、31日に放送された。  本作は、堂場瞬一氏の同名小説をドラマ化。警視庁人事二課から派遣された特命職員向井光太郎(唐沢寿明)の的確なアドバイスによって、悩みを抱えた若手刑事たちが刑事としても人間としても … 続きを読む

Willfriends

page top