堤真一「初日に社長が見に行ったら観客が10人だった」 ロケ地の群馬では1位を獲得

2019年6月15日 / 15:40

主演の堤真一

 映画『泣くな赤鬼』の公開御礼舞台あいさつが15日、東京都内で行われ、出演者の堤真一、柳楽優弥、川栄李奈、竜星涼、堀家一希、武藤潤、兼重淳監督が登壇した。

 本作は、重松清氏の同名短編を映画化。厳しくすることでしか教え子に向き合えなかった熱血教師の“赤鬼先生”(堤)と、末期がんのため余命半年と宣告された元生徒“ゴルゴ”(柳楽)との絆を描く。

 大勢の観客に迎えられた堤は「ありがたいですね」と笑顔を見せる一方、「昨日の初日、うちの(事務所の)社長が映画館に見に行ったら10人ぐらいしか客がいなかったって…。『そんなこと言うな』という話ですよね」と明かして笑わせた。

 また、堤が「群馬では?」と、映画のロケ地になった群馬県について問い掛けると、兼重監督が「『メン・イン・ブラック』と『アラジン』を抑えて1位を獲得しました」と報告。堤は「別に群馬だけの話ではないんですけど」と言いながらも、笑顔を浮かべた。

 この日は、映画の内容にちなみ、登壇者が「いま再会したい人」を発表した。堤は「中学時代の野球部の監督。めちゃくちゃ怖くて昔だからよく殴られたりもしたのですが、脚本を読んだときからその先生をイメージしてやっていました」と紹介した。

 だが「この映画も見ていただきたいなと思っていたら、2カ月ぐらい前に亡くなったと…。ずっと連絡も取っていなかったのですが、会いたくてももう会えない。もし生きていたら劇場で見てくれたと思います」としんみりコメントした。

 ゴルゴ役の柳楽は「今回、堤さんと先生と生徒の間柄をしっかりと描く作品に出られて本当に最高でした」と語り、イベント終盤には「今日が最後なんで、ちょっと堤さん、ハグしてください」と、突然おねだり。柳楽と熱いハグを交わした堤は「なんでやねん」と照れた。

(左から)川栄李奈、堤真一、柳楽優弥、竜星涼


芸能ニュースNEWS

「わたしの宝物」“宏樹”田中圭のラストの決断に賛否の声 「驚いた」「モラハラをみじんも反省しないのはどうなの」

ドラマ2024年11月22日

 松本若菜が主演するドラマ「わたしの宝物」(フジテレビ系)がの第6話が、21日に放送された。(※以下、ネタバレあり)  本作は、夫以外の男性との子どもを、夫との子と偽って産んで育てる「托卵(たくらん)」を題材に、“大切な宝物”を守るために悪 … 続きを読む

市川團十郎、お正月に「忠臣蔵」 現代ならではの視点を織り込んで作り上げる

舞台・ミュージカル2024年11月21日

 松竹創業百三十周年「双仮名手本三升 裏表忠臣蔵」取材会が21日、東京都内で行われ、市川團十郎が登壇した。  2年間にわたる襲名披露興行を終えた十三代目市川團十郎。今回の公演では、寛延元年(1748年)に初演されて以来、およそ280年にわた … 続きを読む

「全領域異常解決室」エピソード0的伏線回収に反響 「7話でエピソード0を持ってくるこの構成すごすぎる」

ドラマ2024年11月21日

 藤原竜也が主演するドラマ「全領域異常解決室」(フジテレビ系)の第7話が、20日に放送された。(※以下、ネタバレあり)  雨野小夢(広瀬アリス)は、自分が天宇受売命という神だと気付く。そして話は、4カ月前にさかのぼる。全決で食事を振舞ってい … 続きを読む

「民王R」“秋保”黒川想矢と入れ替わった“泰山”遠藤憲一、若者の闇を知る 「いろいろ考えさせられて、ちょっと泣きそう」

ドラマ2024年11月20日

 遠藤憲一が主演するドラマ「民王R」(テレビ朝日系)の第5話が、19日に放送された。(※以下、ネタバレあり)  本作は、2015年に遠藤憲一・菅田将暉のW主演で放送された痛快政治エンターテインメント「民王」の続編で、総理大臣・武藤泰山(遠藤 … 続きを読む

「ウイングマン」菊地姫奈、大原優乃のアクション、桂氏の出演に反響 「大原優乃と菊地姫奈が特に光ってた」

ドラマ2024年11月20日

 藤岡真威人が主演するドラマ「ウイングマン」(テレビ東京系)の第5話が、19日深夜に放送された。(※以下、ネタバレあり)  本作は、特撮オタクの高校生・広野健太(藤岡)が、異次元から来たアオイ(加藤小夏)のドリムノートに、空想のヒーロー“ウ … 続きを読む

Willfriends

page top