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(左から)藤井美菜、志尊淳、夏帆
映画『潤一』の公開記念舞台あいさつが14日、東京都内で行われ、出演者の志尊淳、藤井美菜、夏帆、蒔田彩珠、伊藤万理華、原田美枝子、北原栄治監督、広瀬奈々子監督が登壇した。
本作は、謎めいた青年・潤一(志尊)とさまざまな背景を持った6人の女性との刹那的な愛を描いた物語。当初はドラマ放映・配信のみの予定だったが、仏カンヌで行われた国際ドラマ祭で高く評価されたことを受け、映画館での上映が決まった。
本作で初のヌードシーンに挑んだ志尊は「ドラマとはいえど、監督が短編映画のように撮ってらっしゃった。『いつか映画館でかけられたらいいね』と話していたので、このように実現して幸せです」と笑顔を見せた。
劇中では新境地となる官能的な役どころを熱演したが、「原作小説を読んで、今まで自分が強く感じていたものを覆される瞬間があった。言葉では説明しにくいですが、僕がイメージした潤一をはるかに超えたものを、キャストの皆さんと作り上げられたらと思い、臨ませていただきました」と熱く語った。
夏帆とは濃密なシーンがあったそうで、志尊は「夏帆さんと最初にやったシーンはかなり衝撃的だった。『初めまして。よろしくお願いします』と言った10分後には、うわ~みたいな…」と苦笑交じりにエピソードを披露。夏帆も「不思議な時間でしたね」と、志尊とのぬれ場を振り返った。
最後に「官能的な部分が先行しがちですが、そこだけでなく人間ドラマも見てほしい」とアピールした志尊。撮影中は「(役柄として)情を感じたくなかった」という理由から共演者とあまりコミュニケーションを取らなかったそうだが、藤井は「ギャップがすてきな方でした。かわいらしい方なのかなと思っていたら、男らしい部分もあって…」と印象の変化を語った。
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