佐藤健、念願の海外監督との初仕事 「まさかこんなことになるとは」

2019年1月22日 / 16:24

主演の佐藤健

 映画『サムライマラソン』の完成披露イベントが21日、東京都内で行われ、出演の佐藤健、小松菜奈、森山未來、染谷将太、青木崇高、竹中直人、小関裕太、木幡竜とバーナード・ローズ監督が登壇した。

 本作は『ラストエンペラー』などで知られるジェレミー・トーマス氏がプロデュースし、英国人のローズ監督がメガホンを取った異色時代劇。

 主演の佐藤は「海外の方と仕事をしたいとずっと思っていたので、このチャンスを逃したくないと思った」と明かした。

 ところが、続けて「でもまさか、こんなことになるとは…」と苦笑い。その理由はテストを一切行わないローズ監督の演出法にあり「台本は気にするな。せりふも言いたくなかったら言わなくてもいい、という感じだったので、僕はしゃべらなかった。動きで見せられるようにした。過去に経験した常識が一切通用しない現場だった」と振り返った。

 ヒロイン役のの小松は「殺陣を撮影の1カ月前から練って、見せどころだと思っていたのにバッサリ切られた。『え~っ、あんなに練習したのに』と思ってショックだった」と不満げ。

 染谷は「初日にスタンバイをして立って待っていたら、『もう、撮ったよ』と言われた。何も仕事していませんよ」と照れくさそうに語った。

 そんな中、森山が「監督のパッションに引っ張られ、全員が一丸となってセッションをした。それぞれのアプローチがあり、さまざまな選択があった多様な現場だった」と総括気味に説明。

 竹中に至っては「静かな芝居をすると、『もっと(テンションを)上げてくれ』と言われるので、興奮で毎日ドキドキしていた。バーナード、最高」とご機嫌だった。

 ローズ監督は「最高のキャストに恵まれて、日本で作品を作れたことは自分の映画の歴史において最もインスピレーションを受けた経験だった」と満足げな表情を浮かべた。これを受けて佐藤も「新時代の時代劇は提示できたのかな」と自信をうかがわせた。

 映画は2月22日からTOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー。

(左から)木幡竜、小関裕太、青木崇高、森山未來、佐藤健、小松菜奈、染谷将太、竹中直人、バーナード・ローズ監督


芸能ニュースNEWS

26年前期朝ドラ「風、薫る」見上愛とダブル主演は上坂樹里「『朝ドラのヒロインになる』と言い続けてきた」

ドラマ2025年6月3日

 6月3日、東京都内のNHKで2026年前期の連続テレビ小説「風、薫る」の主演会見が行われ、1月に発表済みの見上愛とともにダブル主演を務める上坂樹里が発表された。  「風、薫る」は、明治時代を舞台に、同じ看護婦養成所を卒業した一ノ瀬りんと大 … 続きを読む

「続・続・最後から二番目の恋」“真平”坂口憲二の重大発表、“啓子”森口博子の定年エピに涙 「真平の発表にもらい泣き」「森口博子、すごい芝居だった」

ドラマ2025年6月3日

 小泉今日子と中井貴一のダブル主演するドラマ「続・続・最後から二番目の恋」(フジテレビ系)の第8話が、2日に放送された。(※以下、ネタバレあり)。  長倉万理子(内田有紀)は新たに月9ドラマの企画書に取り組んでいた。それは万理子が吉野千明( … 続きを読む

日曜劇場「キャスター」「まさにタイムリーな事件が描かれている」「次回は道枝くんがキーマンだね」

ドラマ2025年6月2日

 日曜劇場「キャスター」(TBS系)の第8話が、1日に放送された。  本作は、型破りなキャスターの進藤壮一(阿部寛)が、テレビ局の報道番組を舞台に、闇に葬られた真実を追求し悪を裁いていく社会派エンターテインメント。(*以下、ネタバレあり) … 続きを読む

「神説教」“静”広瀬アリスの自分自身への説教に「ボロ泣き」 「“京子”木村佳乃のキレッぷりが最高に面白い」

ドラマ2025年6月2日

 広瀬アリスが主演するドラマ「なんで私が神説教」(日本テレビ系)の第8話が、31日に放送された。(※以下、ネタバレあり)  妹の死を麗美静(広瀬)のせいにして恨みを募らせる元教師・鈴木愛花(志田未来)。まさか愛花に恨まれているなんて夢にも思 … 続きを読む

「ムサシノ輪舞曲」“環”高梨臨が交際を決断 「“阿川”正門良規の幸せを願ってる」「苦しい展開」

ドラマ2025年6月2日

 正門良規(Aぇ! group)が主演するドラマ「ムサシノ輪舞曲」(テレビ朝日系)の第7話が、31日に放送された。(※以下、ネタバレあり)  本作は、お隣の10歳年上のお姉さん・武蔵原環(高梨臨)を幼い頃から思い続けるも、「家族同然の弟」枠 … 続きを読む

Willfriends

page top