広瀬アリス、初時代劇で所作に苦労 「骨格には逆らえない…」

2018年12月7日 / 17:45

所作の苦労を語った広瀬アリス

 NHK正月時代劇「家康、江戸を建てる」の試写会が7日、東京都内で行われ、出演者の佐々木蔵之介、生瀬勝久、優香、千葉雄大、柄本佑、広瀬アリス、林遣都、市村正親ほかが出席した。

 門井慶喜氏の歴史小説をドラマ化した本作は、オリンピックを控える東京の前身・江戸誕生の物語。前編「水を制す」は、家康(市村)から江戸の「飲み水」となる上水の整備を命じられた菓子職人・大久保藤五郎(佐々木)を、後編「金貨の町」は、流通金貨としての「小判」の製造を命じられた橋本庄三郎(柄本)の奮闘を描く。

 佐々木は「家康の志をなんとか実現したいと思って、(土木に関しては)ど素人の菓子職人が水を引っ張ってくる…という、とんでもない人物の話。原作を読んだときに、藤五郎は『喜怒哀楽の沸点が異常に低い』と書いてあって、冒頭も『いきなり泣け』となっていた。そこに苦労しました」と苦笑交じりに振り返った。

 一方、柄本は「僕個人として職人に憧れがあったので、憧れの現場で自分なりの居姿というのをやらせてもらった。金貨を作るシーンでは、一挙手一投足に職人さんなりの説得力がないと見ている人が入り込めない。そこは練習を重ね、頑張りました」と語った。

 庄三郎と夫婦になる約束をする早紀役の広瀬は、これが初時代劇。撮影前には舞や所作の練習を積んだそうだが、「私、手を開くと自然と小指だけが離れてしまう。くっつけようとすると、手の平が浮いちゃう。所作指導の先生が厳しくて、『その汚い手は何?』とずっと言われた。でも骨格には逆らえない。頑張って気合でくっつけたりと、負けないように頑張りました」と笑わせた。

 そんな努力の成果もあってか、柄本は、広瀬の舞のシーンを振り返り「『そりゃあ、ほれるわな』と思いました」とうれしそうに語った。

 前編はNHK総合で2019年1月2日、後編は1月3日にそれぞれ午後9時から放送。

「家康、江戸を建てる」の会見に出席した出演者たち


芸能ニュースNEWS

「わた恋」“黒澤”菊池風磨と“葵”久間田琳加の冒頭シーンに反響 「イチャコラがリアルで微笑ましい」「風磨くんの筋肉美がすごい」

ドラマ2024年11月24日

 菊池風磨が主演するドラマ「私たちが恋する理由」(テレビ朝日系)の第7話が、23日に放送された。(※以下、ネタバレあり)  本作は、オフィスを舞台に“笑わない”寡黙(かもく)な上司・黒澤智也(菊池)と、部下の森田葵(久間田琳加)をはじめ6人 … 続きを読む

「わたしの宝物」“宏樹”田中圭のラストの決断に賛否の声 「驚いた」「モラハラをみじんも反省しないのはどうなの」

ドラマ2024年11月22日

 松本若菜が主演するドラマ「わたしの宝物」(フジテレビ系)がの第6話が、21日に放送された。(※以下、ネタバレあり)  本作は、夫以外の男性との子どもを、夫との子と偽って産んで育てる「托卵(たくらん)」を題材に、“大切な宝物”を守るために悪 … 続きを読む

市川團十郎、お正月に「忠臣蔵」 現代ならではの視点を織り込んで作り上げる

舞台・ミュージカル2024年11月21日

 松竹創業百三十周年「双仮名手本三升 裏表忠臣蔵」取材会が21日、東京都内で行われ、市川團十郎が登壇した。  2年間にわたる襲名披露興行を終えた十三代目市川團十郎。今回の公演では、寛延元年(1748年)に初演されて以来、およそ280年にわた … 続きを読む

「全領域異常解決室」エピソード0的伏線回収に反響 「7話でエピソード0を持ってくるこの構成すごすぎる」

ドラマ2024年11月21日

 藤原竜也が主演するドラマ「全領域異常解決室」(フジテレビ系)の第7話が、20日に放送された。(※以下、ネタバレあり)  雨野小夢(広瀬アリス)は、自分が天宇受売命という神だと気付く。そして話は、4カ月前にさかのぼる。全決で食事を振舞ってい … 続きを読む

「民王R」“秋保”黒川想矢と入れ替わった“泰山”遠藤憲一、若者の闇を知る 「いろいろ考えさせられて、ちょっと泣きそう」

ドラマ2024年11月20日

 遠藤憲一が主演するドラマ「民王R」(テレビ朝日系)の第5話が、19日に放送された。(※以下、ネタバレあり)  本作は、2015年に遠藤憲一・菅田将暉のW主演で放送された痛快政治エンターテインメント「民王」の続編で、総理大臣・武藤泰山(遠藤 … 続きを読む

Willfriends

page top