玉山鉄二「僕じゃないのじゃないかな…」 赤塚不二夫役に戸惑い

2018年6月5日 / 16:41

「シェー!」のポーズを取る(左から)森川葵、比嘉愛未、玉山鉄二、長谷川京子

 土曜ドラマ「バカボンのパパよりバカなパパ」試写会が5日、東京都内で行われ、出演者の玉山鉄二、比嘉愛未、長谷川京子、森川葵が出席した。

 本作は、漫画家・赤塚不二夫の没後10年に合わせ、家庭では駄目な父親だった赤塚が、なぜ多くの人に愛され、慕われたのか、その理由を彼が考える家族の在り方と共に描いた、笑えて泣けるドラマ。

 赤塚役を演じる玉山はオファーを受けた当初は「僕じゃないのじゃないかな…と思い、首を縦に振ることができなかった」という。

 そんな中で自分なりに赤塚について調べていくうちに「今の日本に住んでいて、空気を読んだり、何かを突き破ったり、はみ出たりできないように毒されたのかな」と推測しつつ、「(赤塚の自由な)生き方にだんだん憧れを抱くようになり、受けさせていただこうと思いました」と回顧した。

 撮影中は「不二夫役を演じる中で、心地よさというか、ブレーキをかけないことや、何かを考えないで何かをすることに快感を覚えてしまう自分がいた」と明かした。

 そして「不二夫さんの一番素晴らしいところは人を博愛すること」と分析すると、「この作品を見ていただいて、あの時代(昭和)に忘れてしまったものをもう一度発見して、自分なりに育んでいただければうれしいです」とアピールした。

 一方、女性陣は役にすんなりと入っていけたことを告白。長谷川は自身の役名や放送曜日をド忘れするというチャーミングな一面を見せて会場の笑いを誘いながら「ここでは言えないような言葉が飛び交うぐらい楽しくてリラックスした現場でした」と撮影時の様子を紹介した。

 また、赤塚がそうであったように「スポーツをやっている息子に『みんなに公平に接しなさい』と言っている」と明かすと、「(ドラマは)息子と一緒に見たいです」と笑顔を見せた。

 ドラマはNHK総合で30日から毎週土曜日に放送。


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