沢尻エリカ、安室奈美恵の楽曲に挑戦 ダンス&歌唱シーン「本当に大変でした」

2018年6月6日 / 12:52

吉沢亮(左)と沢尻エリカ

 映画『猫は抱くもの』の完成披露試写会が5日、東京都内で行われ、出演者の沢尻エリカ、吉沢亮、コムアイ(水曜日のカンパネラ)と犬童一心監督が登壇した。

 本作は、アイドルの夢を諦めたアラサー女性・沙織(沢尻)と、自分は人間だと思い込んだ猫・良男の物語。吉沢は擬人化された良男を演じた。

 かつて売れないアイドルグループ「サニーズ」に所属していた沙織を演じた沢尻は、劇中でダンス&歌唱シーンにも挑戦。安室奈美恵の楽曲も披露しており「普段やっていないことなので本当に大変でしたが、新鮮ですごく面白かった。頑張りました」と照れ笑いを浮かべた。アイドルお決まりの「自己紹介」は、「たまたま楽屋の待ち時間に、みんなで考えようよと盛り上がって、ノリで作ったものを監督に見せたらそのまま採用されたんです」とエピソードも披露。犬童監督も「あまりにも完成度が高かったので、そのまま使いました」と振り返った。

 「自分が猫だったらどんなことをしたいか?」という質問に、犬童監督が「沢尻さんに抱っこされたい」と願望を明かせば、吉沢も「女性と密着するようなこととかも、猫だったら許されますね。あと、花瓶などをパリーンと割ってみたいです」とおちゃめに語った。沢尻は「今回の『良男』を演じたロシアンブルーはすごく運動神経がいい。ロシアンブルーになって大自然の中を駆け回ってみたいです」と声を弾ませた。

 その「良男」役の猫がサプライズ登場。撮影後、沢尻が譲り受けたといい「今では犬と猫と楽しく過ごしております。名前は『良男』から『グリグリ』になりました。グリちゃんです」と笑顔で紹介。マイクを向けられた「グリちゃん」が「にゃー」とタイミングよく鳴くと、「できる子~!」と親ばかぶりを発揮していた。

 映画は6月23日から全国ロードショー。

(左から)コムアイ、吉沢亮、沢尻エリカ、犬童一心監督


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