【インタビュー】『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』ニック・ジョナス「ドウェイン・ジョンソンは、みんなのリーダー的存在でした」

2018年4月4日 / 17:00

 全世界で9億ドル以上の興行収入を上げた大ヒット作『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』が4月6日から全国公開される。本作は、テレビゲームの世界に迷い込んだ高校生たちが、マッチョな冒険家やセクシー美女などのゲームキャラに姿を変え、スリル満点の冒険を繰り広げる壮大なアドベンチャーだ。劇中で高校生たちと共に冒険を繰り広げる青年シープレーンを演じたニック・ジョナスが、撮影の舞台裏を語ってくれた。

シープレーンを演じたニック・ジョナス

-この映画は世界中で大ヒットしています。この結果は予想していましたか。

 正直、どうなるのか全く想像できなかったので、とても驚いています。これだけ世界中の方に気に入っていただけたのは、恐らく期待以上の出来栄えだったということでしょう。心を込めて作った映画なので、本当にうれしいです。

-あなたが演じたシープレーンというキャラクターについて教えてください。

 この映画は『ジュマンジ』(95)の続編で、シープレーンは前作でロビン・ウィリアムズが演じた主人公に最も近い役です。前作の主人公もシープレーンも、長い間ゲームの中に閉じ込められ、出てくることができませんでした。今回はシープレーンがいなければ、他の4人はゲームをクリアすることができません。同時に、シープレーンも彼らがいなければゲームから抜け出すことができない。そこからお互いの間に友情が生まれる点が、この物語の魅力になっています。

-ロビン・ウィリアムズの名前が出ましたが、前作の印象を教えてください。

 私は前作の大ファンなんです。今回の出演が決まったのも、ちょうど前作を見ているときでした。「なんてタイミングだ!」と思いました(笑)。ゲームの中に入ってしまうというアイデアがとてもユニークで、ロビンは数多い出演作の中でも特に素晴らしい演技を見せています。この映画にも彼に対するオマージュがたくさん盛り込まれています。それと同時に、この映画は前作を知らない人でも楽しめるようになっているので、逆に前作に興味を持ってもらうという役割も果たすことができました。

-シープレーンは、外見は大人で内面が高校生というキャラクターですが、演じた感想は?

 “何々ごっご”ではありませんが、「誰かに成り切る」というのはまさに演技の醍醐味(だいごみ)です。シープレーンは、若者らしい明るさやちょっとした不安など、心の中にさまざまな層を秘めた役。大人の役であれば気持ちを抑えなければならないところですが、若者ならではのいろいろな層を持っていられるワクワク感がありました。そこが演じていて面白かったです。

-この映画には、ドウェイン・ジョンソン、ジャック・ブラック、ケビン・ハート、カレン・ギランという豪華な出演者たちがそろっていますが、共演した感想は?

 最初はあまりにもすごい人たちがそろっていたので、ちょっとひるみました(笑)。単に有名というだけでなく、みんなきちんと理由があって今の地位を築いたアイコン的な存在ですから。だけど、逆にその気持ちを力に変えて、この仕事を通じて、監督や共演者からいろいろなことを吸収しようという意気込みで臨みました。今回は、「体が入れ替わる」というちょっと変わった要素があるので、ドウェインが気の弱い高校生を演じたり、ジャックが女性になったり、今までにない演技が見られるのも、皆さんが楽しめるところではないでしょうか。

 
  • 1
  • 2

関連ニュースRELATED NEWS

特集・インタビューFEATURE & INTERVIEW

舞台「キングダムII ―継承―」三浦宏規・高野洸・山本千尋・山口祐一郎、「死力を尽くさなければいけない」作品に再び挑む【インタビュー】

舞台・ミュージカル2026年6月12日

 累計発行部数1億2000万部を突破した、原泰久による大ヒット漫画を原作とした舞台の第2弾となる「キングダムII ―継承―」が、8月9日から上演される。本作は、苛烈な戦乱の中にある中国・春秋戦国時代を舞台に、戦災孤児の少年・信と、のちの始皇 … 続きを読む

「豊臣兄弟!」第22回「播磨大誤算」戦国の世の難しさを印象付けた播磨攻略戦【大河ドラマコラム】

ドラマ2026年6月11日

 NHKで好評放送中の大河ドラマ「豊臣兄弟!」。戦国時代、主人公・豊臣秀長(=小一郎/仲野太賀)が、兄・秀吉(池松壮亮)を支え、兄弟で天下統一を成し遂げるまでの軌跡を描く物語は快調に進行中。小一郎と秀吉が播磨攻略に難渋する様子を描いた6月7 … 続きを読む

山本耕史、「RENT」に続き全編英語上演に挑む「ゼロからのスタートだけどやるしかない」 日米合作ブロードウェイミュージカル「フル・モンティ」【インタビュー】

舞台・ミュージカル2026年6月11日

 山本耕史が、ゆりやんレトリィバァとブロードウェイで活躍するキャストとともに挑む、日米合作ブロードウェイミュージカル「フル・モンティ」が、8月19日から上演される。本作は、1997年に映画をもとに誕生し、トニー賞作品賞を含む9部門にノミネー … 続きを読む

吹越満 俳優になった理由は「映画に出たかったから」昭和の文豪・谷崎潤一郎原作の『鍵』で主演【インタビュー】

映画2026年6月10日

 数々の映画やテレビドラマ、舞台まで幅広く活躍し、その顔を見ない日はないと言っても過言ではない名優・吹越満。その主演作『鍵』が、6月12日から公開となる。  吹越演じる主人公・剣持耕三は、医師から余命半年の宣告を受け、その恐怖を忘れるため、 … 続きを読む

【映画コラム】5月の公開映画から

映画2026年6月5日

『サンキュー、チャック』 (5月1日公開)★★★ チャックとは一体何者なのか  大規模な自然災害と人災が次々と地球を襲い、世界は終わりを迎えつつあった。すると、街頭やテレビ、ラジオに突如として、「チャールズ・クランツに感謝します。素晴らしい … 続きを読む

page top