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「新海誠展『ほしのこえ』から『君の名は。』まで」の記者発表会が10日、東京都内の国立新美術館で行われ、アニメーション映画監督の新海誠氏と俳優の神木隆之介が出席した。
本展は、新海監督のデビュー15周年を記念し、絵コンテや作画、設定資料や映像、作品の世界を体感できる造形物などを通じて、その軌跡を紹介する。
自他共に認める新海作品のファンであり、『君の名は。』で主人公・立花瀧の声を演じた神木は、会場を一足先に見学し、「どこまで言っていいのか分からないけど、入ってすぐにワッとなりました」と興奮気味にコメントした。
また「新海監督の作品に出てくる風景の絵って本当に写真のように美しいのですが、この展覧会を通じて、本当に一本一本、手で描いていらっしゃるんだなと実感しました」としみじみ語った。
新海監督は「そんなふうに言ってもらえて僕もうれしいし、スタッフも喜ぶ。アニメーションの絵は一カットあたり、平均4秒ぐらいしか映らないけど、今回の展示では一枚一枚、その成り立ちから見ることができる。僕というより、スタッフが心血注いでやってくれているものなので、彼らの映画作りの軌跡をここで感じていただけたら」とアピールした。
一方、自身が生み出した作品が、新たに“生まれ変わった”ことについて聞かれた新海監督は「すごくすてきな展覧会。ただ、個別に褒めると自分自身を褒めることになってしまうので」と言葉を濁した。
続けて「よく自分の作品を自分の子どもに例えたりしますが、その子どもがどうなっていくかというのは、実は僕はそんなに興味がないんです」と率直な思いを明かした。
“生まれ変わり”に絡め『君の名は。』がハリウッドで実写映画化されることにも触れた新海監督は「どうなるのかな…と楽しみであるのと同時に、それはもう旅立ってしまったものだから、どういう“大人”になるのかは彼の問題だというふうに思ったりもします」と冷静にコメントした。
展覧会は11日~12月18日、都内、国立新美術館の企画展示室2Eで開催。
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