石丸幹二、ミュージカル作品で“不倫”を知る 「ブーイングもされたけど僕じゃない」

2016年4月12日 / 16:16

応援サポーターに就任した石丸幹二

 ミュージカル「ヨセフと不思議なテクニカラー・ドリームコート」応援サポーター就任イベントが12日、東京都内で行われ、石丸幹二が出席した。

 「オペラ座の怪人」「キャッツ」などを手掛けた作曲家アンドリュー・ロイド=ウェバー氏の原点とも言える本作は、全編を通して音楽でつづる夢と希望のミュージカル。振付師アンディ・ブランケンビューラー氏による新演出、振り付けバージョンが日本初上陸となる。

 「オペラ座の怪人」のラウル役でデビューし、「キャッツ」「アスペクツ・オブ・ラブ」などにも出演した石丸は「ラウル子爵という役でデビューして、25年ちょっと前です。劇団四季におりましたので、何度も再演するシステムでかなりいい年までやっていました。ロイド=ウェバーには縁があります」と応援サポーター就任を喜んだ。

 石丸は、ロイド=ウェバー氏について「歌いがいのある曲、聞いた人の耳に残る曲を作る作曲家だと思いました。テクニックを要求されるので難しいのですが、歌いこなせば聞き応えがある。歌い手泣かせではあるけれど聞き手にとっては楽しめる」と語った。

 また、ロイド=ウェバー作品で最も思い入れのあるものとして「アスペクツ・オブ・ラブ」を挙げ、「当時まだ日本では『不倫てあるんだ』とささやかれていたころで、大々的に不倫をするミュージカルでした。世の中にはこんなに悪いことがあるんだと、実生活ではなくテキストから知ってしまった。あなたはあんな生き方をしてはいけないとブーイングもされて、『(役であって)僕じゃないんです』って」と振り返って笑わせた。

 舞台は都内、渋谷の東急シアターオーブで7月13日~24日に上演。


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