亀梨和也、初の蜷川舞台に気合十分 「毎公演死ぬ気でやらないと成立しない」

2015年8月10日 / 10:55

 音楽劇「青い種子は太陽のなかにある」のプレスコールと囲み取材が9日、東京・Bunkamura オーチャードホールで行われ、KAT-TUNの亀梨和也、高畑充希、六平直政、演出家の蜷川幸雄、音楽を担当した松任谷正隆が出席した。

 「青い種子は太陽のなかにある」は、47歳の若さでこの世を去った劇作家・寺山修司氏が1963年に28歳で書いた戯曲。寺山の生誕80年、そして演出家・蜷川幸雄が80歳を迎えるアニバーサリーイヤーである今年、亀梨を主演に迎えて上演される。

 プレスコールではオープニングと、亀梨演じるスラムに住む工員・賢治と心を通わせる弓子(高畑)が、夕暮れの中語らうシーンが公開された。亀梨はときに鬼気迫る表情を見せながら、屈折した思いを抱く若者を体現。高畑とともに、気持ちのこもった歌声を披露した。

 亀梨は、蜷川舞台初出演だが「ポイントポイントで言ってくださるので、蜷川さんの指導のもと、今日という日まで向かってこられた。すごく心強いです」と笑顔。蜷川氏は厳しい指導で知られるが「ダメ出しされた方が、こうすればいい、ああすればいいと分かる」と言い、「全体を通して強い指導を頂くこともありましたが、その前後をしっかり経験させてもらった。すごく愛情があって、いいものを作ろう、と言ってくださる」と語った。

 蜷川氏は「亀梨くんは真面目。でもあと5センチ、ウエストを絞ってほしいけど。でもとても屈折のある、いい演技をしている。高畑さんは芝居も歌もうまい。だから優等生になりすぎないように、ときには意地悪をしながら、楽しくやりました」とそれぞれを評価。亀梨は「あと5センチをどう縮めるか。明日(の初日)までに、いきましょう!」と応戦していた。

 初日に向け、高畑は「楽しみです。お客さんが来てくれて、どんなふうになるのか。楽しんで走り抜けたい」とコメント。

 松任谷の「蜷川ワールド、寺山ワールド、主演の2人のワールド、そして僕の音楽といろいろなものが重なって、思いもよらぬ形でまとまっている」という言葉を受け、亀梨は「松任谷さんがおっしゃったように、いろいろな要素を頂いて、それを自分の中を通してどう表現できるかと、1カ月以上の稽古でやってきた。毎公演、死ぬ気でやらないと劇として成立しない作品なので、キャラクターを通していい汗をかきたいなと思います」と気合たっぷりに意気込みを語った。

 舞台は8月10~30日に東京・Bunkamura オーチャードホール、9月4~13日に大阪・オリックス劇場にて上演。


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