エンターテインメント・ウェブマガジン
音楽劇「青い種子は太陽のなかにある」に出演する高畑充希
音楽劇「青い種子は太陽のなかにある」のプレスコールと囲み取材が9日、東京・Bunkamura オーチャードホールで行われ、KAT-TUNの亀梨和也、高畑充希、六平直政、演出家の蜷川幸雄、音楽を担当した松任谷正隆が出席した。
「青い種子は太陽のなかにある」は、47歳の若さでこの世を去った劇作家・寺山修司氏が1963年に28歳で書いた戯曲。寺山の生誕80年、そして演出家・蜷川幸雄が80歳を迎えるアニバーサリーイヤーである今年、亀梨を主演に迎えて上演される。
プレスコールではオープニングと、亀梨演じるスラムに住む工員・賢治と心を通わせる弓子(高畑)が、夕暮れの中語らうシーンが公開された。亀梨はときに鬼気迫る表情を見せながら、屈折した思いを抱く若者を体現。高畑とともに、気持ちのこもった歌声を披露した。
亀梨は、蜷川舞台初出演だが「ポイントポイントで言ってくださるので、蜷川さんの指導のもと、今日という日まで向かってこられた。すごく心強いです」と笑顔。蜷川氏は厳しい指導で知られるが「ダメ出しされた方が、こうすればいい、ああすればいいと分かる」と言い、「全体を通して強い指導を頂くこともありましたが、その前後をしっかり経験させてもらった。すごく愛情があって、いいものを作ろう、と言ってくださる」と語った。
蜷川氏は「亀梨くんは真面目。でもあと5センチ、ウエストを絞ってほしいけど。でもとても屈折のある、いい演技をしている。高畑さんは芝居も歌もうまい。だから優等生になりすぎないように、ときには意地悪をしながら、楽しくやりました」とそれぞれを評価。亀梨は「あと5センチをどう縮めるか。明日(の初日)までに、いきましょう!」と応戦していた。
初日に向け、高畑は「楽しみです。お客さんが来てくれて、どんなふうになるのか。楽しんで走り抜けたい」とコメント。
松任谷の「蜷川ワールド、寺山ワールド、主演の2人のワールド、そして僕の音楽といろいろなものが重なって、思いもよらぬ形でまとまっている」という言葉を受け、亀梨は「松任谷さんがおっしゃったように、いろいろな要素を頂いて、それを自分の中を通してどう表現できるかと、1カ月以上の稽古でやってきた。毎公演、死ぬ気でやらないと劇として成立しない作品なので、キャラクターを通していい汗をかきたいなと思います」と気合たっぷりに意気込みを語った。
舞台は8月10~30日に東京・Bunkamura オーチャードホール、9月4~13日に大阪・オリックス劇場にて上演。
ドラマ2025年10月21日
「終幕のロンド -もう二度と、会えないあなたに-」(カンテレ・フジテレビ系)の第2話が、20日に放送された。 本作は、妻を亡くし、幼い息子を男手一つで育てるシングルファーザーで、遺品整理人の鳥飼樹(草なぎ剛)が、遺品整理会社の仲間たちと … 続きを読む
映画2025年10月21日
映画『TOKYOタクシー』の完成披露上映会が20日、東京都内で行われ、出演者の倍賞千恵子、木村拓哉、迫田孝也、優香、中島瑠菜、山田洋次監督が登壇した。 本作は、仏映画『パリタクシー』をリメーク。タクシー運転手の宇佐美浩二(木村)が、85 … 続きを読む
ドラマ2025年10月20日
及川光博が主演するドラマ「ぼくたちん家」(日本テレビ系)の第2話が、19日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます) 本作は、主人公の心優しきゲイ・波多野玄一(及川)と、彼が出会ったクールなゲイの青年・作田索(手越祐也)、トーヨコ中学 … 続きを読む
ドラマ2025年10月20日
日曜劇場「ザ・ロイヤルファミリー」(TBS系)の第2話が、19日に放送された。 妻夫木聡主演の本作は、早見和真の同名小説をドラマ化。競馬の世界を舞台に、ひたすら夢を追い続けた熱き大人たちが、家族や仲間たちとの絆で奇跡を起こしていく、人間 … 続きを読む
ドラマ2025年10月20日
間宮祥太朗と新木優子がW主演するドラマ「良いこと悪いこと」(日本テレビ系)の第2話が、18日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます) 本作は、かつて鷹里小学校・6年1組のリーダーだった高木将(間宮)が、22年ぶりにタイムカプセルを掘 … 続きを読む