松山ケンイチ、北川景子が亡き監督への思いを語る 「一つのラブレターみたいな」

2015年10月29日 / 19:54

舞台あいさつ/ワールド・プレミアに登場した北川景子(左)と松山ケンイチ

 映画『の・ようなもの の ようなもの』10月29日(木)公式上映舞台あいさつ/ワールド・プレミアが29日、東京都内で行われ、出演者の松山ケンイチ、北川景子ほかが登場した。

 この作品は、故・森田芳光監督の劇場デビュー作『の・ようなもの』の続編で、生真面目な落語家・志ん田(しんでん)が、下町・谷中で悩みながらも生きる姿を描く。

 松山が演じた志ん田は、森田監督作品『僕達 急行 A列車で行こう』で以前、松山が演じた小町役がモチーフになっているというが、これについて松山は「最初に台本を読んだ時は、志ん田としか書いてなかったんですけど、衣装合わせをした時に『小町っぽくないですか?』と聞いたら、『小町だね』って言われて。現場に入ったら、みんな(森田監督作品の)役を引きずってる人ばかりだったので、『の・ようなもの』の続編としてこういうふうにやるのも、一つのオマージュというか、ラブレターみたいな思いがあるんだなって感動しましたね」と話した。

 北川も、同じく森田監督作品『間宮兄弟』で演じた夕美役を引き継いだ役を演じているが、台本を受け取った時の感想を「台本に(『間宮兄弟』の役柄と)全く同じ夕美と書いてあったので、森田組のしゃれなんだなと思って。夕美がずっと生きていて成長したら、こういう感じだったんだろうなと考えながらやろうと思いました」と振り返った。

 また、松山が「今、景子ちゃんと舞台あいさつをしていて思い出すのは、『サウスバウンド』で舞台あいさつをした時に、(森田監督に)『次は景子ちゃんと松山の2人で撮りたい、ラブストーリーを作りたい』と言っていただいていて、それが今回実現できたのかなと思いました」と心境を明かすと、北川も「そうだね」と大きくうなずいていた。 

 映画は、2016年1月16日(土)から、新宿ピカデリーほか全国公開。配給:松竹

(左から)伊藤克信、北川景子、松山ケンイチ、杉山泰一監督

(左から)伊藤克信、北川景子、松山ケンイチ、杉山泰一監督


芸能ニュースNEWS

「スクープのたまご」事件班が総出で“連続不審死事件”の真相に迫る 「ニコちゃんが優し過ぎて怪しい」「まだまだ謎が多い」

ドラマ2025年12月3日

 奥山葵が主演するドラマ「スクープのたまご」(TBS系)の第9話が、2日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、週刊文春を徹底取材して書かれた大崎梢氏の同名小説を実写化。大手出版社の「週刊誌」の編集部を舞台に、1人の若き新人 … 続きを読む

「娘の命」“沙織”新川優愛は最強過ぎるモンスター 「レイコは勝てるのか」「優奈の夫とはどういう関係?」

ドラマ2025年12月3日

 齊藤京子と水野美紀がW主演するドラマ「娘の命を奪ったヤツを殺すのは罪ですか?」(カンテレ・フジテレビ系)の第9話が、2日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、55歳の母・篠原玲子(水野)が、壮絶なイジメで娘を死に追いやっ … 続きを読む

「新東京水上警察」“碇”佐藤隆太、“礼子”山下美月の好意に気付く!? 「碇さん、自分に向けられる好意には鈍い系?」

ドラマ2025年12月3日

 佐藤隆太が主演するドラマ「新東京水上警察」(フジテレビ系)の第9話が、2日に放送された。(※以下、ネタバレあり)  本作は、水上警察を題材にし、佐藤隆太演じる碇拓真刑事と水上警察署のチームが、東京の海や川を警備艇で駆け巡り事件を追う、大迫 … 続きを読む

「じゃあつく」ラストの“勝男”竹内涼真の思いに反響 「今なら最強のカップル」「ハッピーエンドになってほしい」

ドラマ2025年12月3日

 夏帆と竹内涼真がW主演するドラマ「じゃあ、あんたが作ってみろよ」(TBS系)の第9話が、2日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、“恋人ファースト”ゆえに自分を見失ってしまった山岸鮎美(夏帆)と、“料理は女が作って当たり … 続きを読む

「ちょっとだけエスパー」「来た! 岡田将生の闇落ち演技」「すごみが増してきた。もう“ちょっとだけ”どころじゃない」

ドラマ2025年12月3日

 「ちょっとだけエスパー」(テレビ朝日系)の第7話が、2日に放送された。  本作は、会社をクビになり、人生詰んだサラリーマン(大泉洋)が、“ちょっとだけエスパー”になって世界を救う姿を描く完全オリジナルのSFラブロマンス。脚本は野木亜紀子氏 … 続きを読む

Willfriends

page top