• ホアキン・フェニックス

ホアキン・フェニックス」に関連する11件の記事

「ジョーカーのことを考えている時点で、もう彼の思うつぼです」山田裕貴『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』【インタビュー】

インタビュー2024年10月16日

 社会への反逆者、民衆の代弁者として祭り上げられたジョーカー(ホアキン・フェニックス)。そんな彼の前にリー(レディー・ガガ)という謎めいた女性が現れる。ジョーカーの狂乱はリーへ、そして群衆へと伝播拡散し、世界を巻き込む新たな事件が起こる。ジョーカーの誕生・・・続きを読む

【週末映画コラム】「果たしてジョーカーとは一体誰なのか?」を突き詰めた『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』/マイケル・ケインの引退作、グレンダ・ジャクソンの遺作となった『2度目のはなればなれ』

ほぼ週刊映画コラム2024年10月10日

『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』(10月11日公開)  殺人を犯しながら、社会への反逆者、民衆の代弁者として祭り上げられたアーサー=ジョーカー(ホアキン・フェニックス)。そんな彼の前にリー(レディー・ガガ)という謎めいた女性が現れる。  ジョーカーの狂・・・続きを読む

【週末映画コラム】長尺映画を2本。ビクトル・エリセ31年ぶりの新作『瞳をとじて』/アリ・アスターの頭の中をのぞいてみたくなる『ボーはおそれている』

ほぼ週刊映画コラム2024年2月15日

『瞳をとじて』(2月9日公開)      ミゲル・ガライ監督(マノロ・ソロ)の映画『別れのまなざし』の撮影中に、ミゲルの親友で主演俳優のフリオ・アレナス(ホセ・コロナド)が突然失踪し、行方不明に。状況からみてフリオは自殺したものとされ、映画は・・・続きを読む

【週末映画コラム】91分で全てが解決する小気味よさ『バッド・デイ・ドライブ』/戦闘シーンと奇妙な夫婦関係を並行して描く『ナポレオン』

ほぼ週刊映画コラム2023年11月30日

『バッド・デイ・ドライブ』(12月1日公開)    舞台はベルリン。車で子どもたちを学校に送り届けることになった金融ビジネスマンのマット(リーアム・ニーソン)のもとに「車に爆弾を仕掛けた。指示に従わなければ爆破する」という謎の着信が入る。  マット・・・続きを読む

家族や結婚について考えてみる『カモン カモン』『マリー・ミー』【映画コラム】

ほぼ週刊映画コラム2022年4月20日

『カモン カモン』(4月22日公開)  ニューヨークで一人暮らしをするラジオジャーナリストのジョニー(ホアキン・フェニックス)は、妹のヴィヴ(ギャビー・ホフマン)から頼まれて9歳のおいジェシー(ウディ・ノーマン)の面倒を数日間見ることになる。  2人が・・・続きを読む

女性監督による2本の佳作『Coda コーダ あいのうた』『アイム・ユア・マン 恋人はアンドロイド』【映画コラム】

ほぼ週刊映画コラム2022年1月19日

『Coda コーダ あいのうた』  ろうあの家族と、彼らの生活を“通訳”として支える健常者の娘の、音楽を媒介とした自立を描き、フランスで大ヒットした『エール!』(14)を、米・仏・カナダの合作としてリメークした『Coda コーダ あいのうた』。   タイトルの「COD・・・続きを読む

【映画コラム】テレビ局内のセクハラ騒動を描いた『スキャンダル』

ほぼ週刊映画コラム2020年2月20日

 2016年、大統領選のさなかに、有力放送局FOXニュースから解雇されたグレッチェン・カールソン(ニコール・キッドマン)が、同局のCEOロジャー・エイルズ(ジョン・リスゴー)をセクハラの罪で告発した。この件に、売れっ子キャスターのメーガン・ケリー(シャーリー・・・続きを読む

【芸能コラム】『パラサイト 半地下の家族』と『1917 命をかけた伝令』の一騎打ちか。 第92回アカデミー賞の行方は!?

ほぼ週刊芸能コラム2020年2月7日

 ハリウッドスターが一堂に会する第92回アカデミー賞の授賞式が、いよいよ2月10日(日本時間)に迫ってきた。そこで、世界で最も注目を集めるこの映画の祭典を、より楽しむため、主要6部門の行方を予想してみたい。  まずは演技部門だが、助演女優賞、助演男優賞・・・続きを読む

【映画コラム】負のパワーに引き付けられ、圧倒される『ジョーカー』

ほぼ週刊映画コラム2019年10月7日

 心優しい大道芸人のアーサー(ホアキン・フェニックス)が、なぜ邪悪なジョーカーになったのか…。バットマンの宿敵誕生の物語を新たに創作した『ジョーカー』が公開された。  監督は『ハングオーバー』シリーズのトッド・フィリップス。これまでコメディー映画を中・・・続きを読む

【映画コラム】ほら話や寓話を聞いているような気分になる『ゴールデン・リバー』

ほぼ週刊映画コラム2019年7月6日

 第75回伊ベネチア国際映画祭で銀獅子賞(監督賞)を受賞し、第44回仏セザール賞では監督賞など4冠に輝いた異色西部劇『ゴールデン・リバー』が公開された。  舞台は、1851年のゴールドラッシュに沸く米西部。シスターズ姓の殺し屋兄弟イーライ(ジョン・C・ライ・・・続きを読む

【映画コラム】もはやSFとは呼べない『her/世界でひとつの彼女』と『トランセンデンス』

ほぼ週刊映画コラム2014年6月28日

 人間とコンピューターとの関わりや共存について描いた2本の映画が28日から公開された。  今年のアカデミー賞でオリジナル脚本賞を受賞したスパイク・ジョーンズ監督の『her/世界でひとつの彼女』の舞台は近未来のロサンゼルス。妻と離婚寸前の“手紙の代筆ライター・・・続きを読む

  • 1
Willfriends

page top