永作博美「プロポーズは勢いがある方がいい」 佐々木蔵之介「自分では演出できない」

2015年5月5日 / 17:03

 (左から)原作者の清水浩司氏、佐々木蔵之介、永作博美

 映画『夫婦フーフー日記』の公開記念イベントが5日、東京都内で行われ、出演者の佐々木蔵之介、永作博美ほかが登壇した。

 本作は、長年友人同士だった男女が出会って17年目に結婚するが、妊娠とともに妻のがんが発覚して…という、実在の夫婦の闘病ブログから生まれた原作を映画化。

 この日のイベントは、本物の結婚式場で開催された。ウエディングスタイルの衣装でフラワーシャワーを浴びながら登場した佐々木と永作は、互いの顔を見ながら「こんなのは初めて」「うれしい」と照れた表情を見せた。

 また、理想のプロポーズを聞かれた佐々木は「やっぱり、この映画のように気持ちをストレートに言うのがカッコいい」としながら、「多分そういう時って自分では演出とかはできないんでしょうね…」と語り、苦笑いを浮かべた。

 永作も「プロポーズは勢いがある方が切実さが伝わってくる。“どこかにいい人が”と思っている方もたくさんいると思うけど、実は(相手は)一番近くにいたなんてことは意外にあると思う。作品を見て(頭の中に)ふと誰かのことがよぎる瞬間があったりしたらうれしい」と語った。

 続けて“理想の夫婦像”を聞かれた二人。佐々木が「この映画の二人のような、お互いを理解し合っている “友達夫婦”というのもいい。いつも笑って、笑かして生きていくというのがすてきだと思う」と語ると、永作も「二人にはそれぞれの道があって、でも一緒に歩いていくという微妙な距離感が印象的だった。風通しのいいご夫婦というのはすてきですね」と語った。

 映画は5月30日から新宿ピカデリーほか全国ロードショー。


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