岡田准一、主演と助演で優秀賞をW受賞  「第38回日本アカデミー賞優秀賞」

2015年1月14日 / 17:38

 「第38回日本アカデミー賞優秀賞発表記者会見」が14日、東京都内で行われ、 俳優の岡田准一が『永遠の0』で優秀主演男優賞、『蜩ノ記』で同助演男優賞を受賞したことが分かった。

 岡田は『永遠の0』で家族への思いを胸に戦地に赴いたゼロ戦のパイロット・宮部久蔵役、『蜩ノ記』では、10年後の切腹を命じられた戸田秋谷の監視役として派遣されるも、彼に傾倒していく檀野庄三郎役を熱演した。

 2006年の「第30回日本アカデミー賞」では、山田洋次監督の『武士の一分』に主演したSMAPの木村拓哉が主演男優賞の候補に挙がるも所属のジャニーズ事務所の意向で辞退し話題となった。今回は晴れて岡田が受賞することとなったが、事務所側は「岡田准一は今まで弊社の中でも最多の20本の映画作品に出演させていただき、映画に育てていただいた俳優といっても過言ではありません」とした上で、昨年末から岡田が数々の賞レースで主演男優賞を受賞していることにも触れ「このたび日本アカデミー賞協会からも優勝賞を授与したいとの連絡を頂き、表彰式のスケジュール調整もつきましたので、受賞させていただくこととなりました」とのコメントを発表した。

 今回の受賞を受け、日本アカデミー賞協会事務局長の富山省吾氏は「日本アカデミー賞の扉をまた新しい人たちが開けて入ってくれた、そのように受け止め大変うれしく思っております」と語った。

 なお、俳優の阿部寛も『ふしぎな岬の物語』で優秀主演男優賞、『柘榴坂の仇討』で同助演男優賞のW受賞を果たした。

 最優秀賞が発表される「第38回日本アカデミー賞」授賞式は、2月27日、都内のグランドプリンスホテル新高輪で実施される。

 

 

優秀作品受賞作品、受賞者は以下の通り。

 

【優秀作品賞】

 

『永遠の0』

『紙の月』

『小さいおうち』

『蜩ノ記』

『ふしぎな岬の物語』

 

【優秀主演男優賞(対象作品)】

 

阿部寛(『ふしぎな岬の物語』)

岡田准一(『永遠の0』)

佐々木蔵之介(『超高速!参勤交代』)

中井貴一(『柘榴坂の仇討』)

役所広司(『蜩ノ記』)

 

【優秀主演女優賞(対象作品)】

 

安藤サクラ(『0.5ミリ』)

池脇千鶴(『そこのみにて光輝く』)

井上真央(『白ゆき姫殺人事件』)

二階堂ふみ(『私の男』)

宮沢りえ(『紙の月』)

吉永小百合(『ふしぎな岬の物語』)

 

【優秀助演男優賞】

阿部寛(『柘榴坂の仇討』)

伊藤英明(『WOOD JOB!(ウッジョブ!)神去なあなあ日常』』)

岡田准一(『蜩ノ記』)

笑福亭鶴瓶(『ふしぎな岬の物語』)

三浦春馬(『永遠の0』)

 

【優秀助演女優賞】

大島優子(『紙の月』)

黒木華(『小さいおうち』)

小林聡美(『紙の月』)

竹内結子(『ふしぎな岬の物語』)

富司純子(『舞妓はレディ』)

 

【新人俳優賞】

上白石萌音(『舞妓はレディ』)

小松菜奈(『渇き。』)

能年玲奈(『ホットロード』)

池松壮亮(『紙の月』『愛の渦』『ぼくたちの家族』)

登坂広臣(『ホットロード』)

福士蒼汰(『イン・ザ・ヒーロー』『神さまの言うとおり』『好きっていいなよ。』)

 


芸能ニュースNEWS

「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」「最後、全部生田斗真に持っていかれたわ」「今まで文句を言いながらも見続けてきた人へのご褒美みたいな回だった」

ドラマ2025年11月20日

 「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」(フジテレビ系)の第8話が、19日に放送された。  脚本・三谷幸喜、主演・菅田将暉による本作は、1984年の渋谷「八分坂(はっぷんざか)」を舞台に、1人の演劇青年が老若男女総勢25人超の … 続きを読む

「スクープのたまご」日向子の背後を追う“謎の男”が登場 「事件の概要が見えて面白くなってきた」

ドラマ2025年11月19日

 奥山葵が主演するドラマ「スクープのたまご」(TBS系)の第7話が、18日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、週刊文春を徹底取材して書かれた大崎梢氏の同名小説を実写化。大手出版社の「週刊誌」の編集部を舞台に、1人の若き新 … 続きを読む

「新東京水上警察」予想外の犯人逮捕、“日下部”加藤シゲアキの求婚に反響 「神鬱回でおもろかった」「切ないプロポーズで苦しい」

ドラマ2025年11月19日

 佐藤隆太が主演するドラマ「新東京水上警察」(フジテレビ系)の第7話が、18日に放送された。(※以下、ネタバレあり)  本作は、水上警察を題材にし、佐藤隆太演じる碇拓真刑事と水上警察署のチームが、東京の海や川を警備艇で駆け巡り事件を追う、大 … 続きを読む

「娘の命」“レイコ”齊藤京子がラスボス“沙織”新川優愛に宣戦布告 「ヘビーな展開で驚いた」「ボスママはさすがに手強い」

ドラマ2025年11月19日

 齊藤京子と水野美紀がW主演するドラマ「娘の命を奪ったヤツを殺すのは罪ですか?」(カンテレ・フジテレビ系)の第7話が、18日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、55歳の母・篠原玲子(水野)が、壮絶なイジメで娘を死に追いや … 続きを読む

「ちょっとだけエスパー」「分かってきたことと深まる謎とで次回も楽しみ」「とにかく四季ちゃん(宮﨑あおい)がかわいらしい。私も文太(大泉洋)と一緒にドキドキ」

ドラマ2025年11月19日

 「ちょっとだけエスパー」(テレビ朝日系)の第5話が、18日に放送された。  本作は、会社をクビになり、人生詰んだサラリーマン(大泉洋)が、“ちょっとだけエスパー”になって世界を救う姿を描く完全オリジナルのSFラブロマンス。脚本は野木亜紀子 … 続きを読む

Willfriends

page top