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真木よう子「できればやりたくない」  日本アカデミー賞司会を前に「緊張と動揺」

 「第38回日本アカデミー賞」授賞式で司会を務める西田敏行(左)と真木よう子

 「第38回日本アカデミー賞優秀賞発表記者会見」が14日、東京都内で行われ、授賞式当日に総合司会を務める俳優の西田敏行と女優の真木よう子が登壇した。

 昨年、最優秀主演女優賞と同助演女優賞をW受賞したことから、今年の司会に決定した真木は「司会というお仕事は初めて。もともとおしゃべりも得意な方ではないのでこの素晴らしい式にご迷惑をお掛けしないよう、できる限りの力で頑張っていきたい」と抱負を語った。昨年とは立場も異なるが、心境の違いを聞かれると「今回はできればやりたくないって思ってしまうほどのまた違った緊張と動揺があり…」と苦笑い。「もうどうしよう…何なんだこの制度という感じですごい動揺してます」と本音を明かし、笑いを誘った。

 一方、同協会組織委員会の副会長で、昨年に続いて司会を務める西田も「今度こそ受賞者側に回ってみたい」と奮起しつつ「会場では普段なかなか会えない受賞者の友人に会えるのが楽しみ」と心待ちにしている様子だった。

 この日の会見では、「優秀作品賞」「優秀主演男優賞」など正賞15部門の各優秀賞、新人俳優賞、ほか各賞が発表。会見冒頭では、同協会会長の岡田裕介氏が、昨年10月に行われた東京国際映画祭のイベントで北野武監督が「日本アカデミー賞最優秀賞は大手3社の持ち回りで決まっている」と発言したことに触れ「非常に厳正にやっているので、そんなことはあり得ない。はっきり言って一番クリーンな賞であろうと我々は思っている」とし、受賞決定に至る手続きについても詳細に説明した。

 最優秀賞が発表される「第38回日本アカデミー賞」授賞式は2月27日に開催予定。

 

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